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【滋賀・近江の先人第116回】近江製糸を創立/長浜銀行頭取・下郷伝平(長浜市)

 下郷伝平(初代) しもごう-でんぺい1843*-1898年(天保13年-明治31年) 明治時代の実業家。長浜出身の近江商人。

 天保13年(1843年)生まれ。米穀、油を商って資産をつくり、明治16年(1883年)大阪製紙所を買収して業務を拡張。
明治20年(1887年)、近江製糸を創立。長浜銀行頭取をはじめ、多くの会社役員をつとめた。貴族院議員。明治31年(1898年)5月19日死去。57歳。近江(滋賀県)出身。前名は久道。

 下郷伝平(二代)、明治5年3月16日(1872年) ~ 昭和21(1946)年1月15日
先代伝平長男。明治29年(1896年)近江製糸社長となり、同社を全国有数の製糸会社に育て上げた。また長浜銀行頭取、長浜町長などを歴任。下郷共済会を設立した他、図書館・美術館の開設、伊吹山高層気象観測所の建築寄付など社会・文化事業に尽くした。三高から慶応義塾に進む。貴族院議員。白木屋取締役 。

<長浜北高校歴史部HPより引用>
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