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【東近江・身近な昔探訪】第9回・旧八日市市金屋にあった「出目医院」

↑正面の空き地が昔の出目医院があった場所

 かつての「出目医院」は旧八日市の金屋通り(旧八風街道)交差点のところで、池田理髪店の左、現在空き地・駐車場の場所にあった。
 初代院長は先年亡くなった出目弘医師で、京大を卒業後、京大病院や広島、大津での病院勤めの後、八日市に帰り戦後、出目医院を開いたという。
 出目医院の開院前は出目弘医師の家族が「出目又」という化粧品店を営んでいた。
 いつ頃、現在の場所に移転したか記憶が定かでないがかなり前だったことは確かだ。昭和の40年代位ではなかったかと思う。

↑現在の出目医院

 「出目医院」は現在、東近江市東中野町にあり、湖東信金、八日市郵便局交差点付近にある。
 筆者の母は昔、出目医院に罹っていたことがある。その時はまだ出目弘医師は若先生だった。
 現在は整形外科を中心に診療をしているが出目医院は内科の評判もよく多くの患者がいた。
 
 尚、2019年に亡くなった出目弘医師は初代「八日市郷土文化研究会」会長などを経歴する知識人でもあった。また、出目弘医師の弟は映画監督の故「出目昌伸」で、元の出目医院の裏にあった「出目又化粧品店」は生家である。

 
↑かつての出目又化粧品店

【滋賀・近江の先人第80回】郷土が生んだ名映画監督・出目 昌伸(東近江市)
 
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