”スローライフ滋賀” 

都道府県対抗女子駅伝 滋賀県代表、過去10年で最高の20位

↑写真:中日新聞より(滋賀県チーム)
 
 全国都道府県対抗女子駅伝競走大会(9区間42・195km)が1月15日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点とするコースで開かれた。
滋賀県代表は2時間21分43秒の記録で、20位でゴール。大学生や社会人選手の活躍で昨年の26位から順位を上げ、過去10年で最高順位だった。 

↑写真:中日新聞より(20位でゴールするアンカーの北川選手)

 滋賀県代表は、過去最高の12位を超える順位を目指した。吉居克広監督(比叡山高)は「理想のオーダーを組めた」と自信を持って送り出した選手たちが、全国の舞台で善戦した。

 1区の飛田凜香選手(立命館大4年)が6位の好位置で流れをつくり、5区まで10位台前半をキープ。ふるさと枠で出場した4区の棚池穂乃香選手(徳島・大塚製薬)が区間7位で走るなど、社会人選手が安定感を見せた。
 5〜8区で区間30位前後と苦戦し、一時24位まで後退。だが、アンカー9区の北川星瑠(ひかる)選手(大阪芸術大3年)が巻き返し、20位でゴールした。
 吉居監督は「社会人や大学生が戻ってきて活躍してくれている。高校生のレベルを更に上げて、上を目指したい」と話した。

 今回、地元実業団に所属する滋賀県外出身の選手が初めて出走した。創部2年目のセンコー(守山市)所属で、2区を走った不破亜莉珠(ありす)選手は「いろんな人から『走ってくれてありがとう』と言ってもらい、もっと結果を出せる選手になりたいと強く思った」と決意を新たにした。


↑写真:中日新聞より(2区・不破選手(左)にたすきを渡す1区・飛田選手)

目標上回る走り、チームに勢い 飛田凜香選手(立命館大4年)、1区6位
 飛田凜香選手(甲賀市立水口中学出身、比叡山高OG)が、学生として最後の駅伝で1区6位とチームを勢いづける走りをした。
 昨年末の富士山女子駅伝では、エース区間の5区を2位で走った実力者。昨年は年末の疲労が影響し、2区32位に沈んだが、雪辱を誓った今年は「1年間しっかり練習を積めた」と自信を持って挑んだ。
 区間順位は「最低限15位以内、あわよくば10番」と設定していた自身の目標を上回る結果に。ハイペースで始まったレースに「自分のベストの走りは後半に勝負すること」と落ち着いて対応。終盤に疲れた選手を抜き、好位置でたすきリレーした。「挑戦したい気持ちもあったけれど、滋賀チームのみんながわくわくする位置でつなぐことを一番に考えた」
 今春には、滋賀県外の実業団チーム(ダイハツ??)に入団する。全国都道府県対抗女子駅伝には、中学時代から合わせて7回出場し「中高生の時は社会人から学ぶことが多かった」という。「今度は私が『滋賀から全国で戦える』と証明したい」。故郷への思いを胸に、もうすぐ湖国から羽ばたく。


<中日新聞より>
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