”スローライフ滋賀” 

2025都道府県対抗女子駅伝 「滋賀女子チーム」「26位」で終わる

 「第43回全国都道府県駅伝対抗女子駅伝大会」は1月12日(日)午後、京都・都大路を舞台に行われた。

優勝は2区からトップに躍り出た「京都府」は圧勝で、2位は「大阪府」、3位は「福岡県」だった。

(1)京 都 2時間15分26秒
(2)大 阪 2時間17分52秒
(3)福 岡 2時間17分53秒
(4)千 葉 2時間17分57秒
(5)長 野 2時間18分13秒
(6)広 島 2時間18分42秒
(7)岡 山 2時間18分45秒
(8)愛 知 2時間18分49秒

(26)滋 賀 2時間23分03秒

2025年滋賀県代表走者結果

1区(6km): 北川星瑠総合34位(区間34位)、ユニバーサル
2区(4km): 杉山明沙総合29位(区間21位)、センコー
3区(3km): 藤田琉里総合27位(区間10位)、大津市立粟津中
4区(4km): 丹羽琴総合28位(区間33位)、センコー
5区(4.1074km): 山中彩愛総合30位(区間39位)、比叡山高
6区(4.0975km): 加藤祐希総合32位(区間39位)、比叡山高
7区(4km): 片矢陽菜総合33位(区間34位)、 草津東高
8区(3km): 佐々木未羽総合32位(区間19位)、大津市立粟津中
9区(10km): 棚池穂乃香総合26位(区間15位)、大塚製薬

 今年の「滋賀県」チーム成績は2:23:0326位」だった。昨年は25位(2時間22分16秒)だったので47秒遅い、26位(2時間23分03秒)だったので昨年の記録を上回ることが出来なかった。

 今大会では第1区間走者の北川星瑠は残念ながら十分実力を発揮できず34位に留まりその後の流れを作れなかった。今や北川星瑠は滋賀県の女子駅伝界にあって棚池穂乃香に次いで経験豊富なランナーであり、期待されたが残念ながら本番では発揮できなかった。何かトラブルがあったのだろうか。。。

 第2区間以降の区間も20位台後半~30位台前半をキープするに留まってしまい順位を上げることはなかった。しかし、3区では藤田琉里区間10位で、8区の佐々木未羽区間19位と中学生が頑張っていた。中でアンカーでエースの棚池穂乃香6人抜きの区間15位の力走で追い上げたがそれでも26位と昨年の25位にも届かなかった。チーム記録も昨年の25位(2時間22分16秒)より47秒遅い、26位(2時間23分03秒)だった。

(2024年滋賀県代表走者) 
滋賀県総合順位・タイム: 25位(2時間22分16秒)
第1区(6km): 飛田 凜香(第一生命グループ ・比叡山高校出身)、総合13位)
第2区(4km): 杉山明沙(センコー・市立船橋高出身)、総合17位(区間20位)
第3区(3km): 福本真生(甲西北中)、総合11位(区間3位
第4区(4km): 棚池 穂乃香 (大塚製薬・草津東高、京都産業大出身)、総合6位(区間10位)
第5区(4,1km): 山中 彩愛(比叡山高)、総合18位区間41位)
第6区(4.1km): 大原 瑚子(比叡山高)、総合21位(区間36位)
第7区(4km): 森谷 心美(立命館守山高)、総合26位(区間45位)
第8区(3km): 藤田 琉里(粟津中)、総合25位(区間22位)
第9区(10km): 北川 星瑠(大阪芸術大・比叡山高出身)、総合25位(区間21位)

【ブログ筆者のコメント】

滋賀県チームは頑張ったが今年も総合「26位」に終わり、20位台の順位から10位台に乗らないか期待したが出来なかった。

ともかく、今年の都道府県対抗女子駅伝を走った滋賀県チームの皆さん。新年を返上をして本大会に向けての準備をして来られたと思いますがお疲れ様でした。少し英気を養って来年は更なる成長を目指して頑張って欲しいと思う。

 今年も都道府県駅伝対抗女子駅伝をTV観戦してみて以下のような感想を持った。

 滋賀県チームは大分選手層は充実して来たとはいえ個々の実力が上位チームと大きな差があることを認めざるを得ない。この差が埋まらない限り残念ながらこの辺りの順位、記録に留まることは仕方がない。

 これを打破するには、メンバーの個々人の力量を上げ、走力のバラ付きが少ないチーム作りが求められる。

 上位都道府県は選手層が厚く、有力選手を揃えているので仕方がないかもしれないが中位以下のチームは毎年タイム、順位が殆ど変化せず選手強化や選手発掘など計画的な選手育成がうまく進んでいないのではないかと思われる?

 都道府県対抗女子駅伝は中高生の割合が多いのでこの層を強化しないと順位は上がらない。また、ここで失敗すると一般選手が頑張ったとしても挽回することはは難しい。滋賀県にはこれまで企業社会人チームが少ない故、一般ランナーや大学の選手が育ちにくく、それ故、中高大学生も強力な選手が中々出て来ない環境にあったと思う。

 しかし、そんな愚痴を言っていても始まらない。滋賀県と似たような環境でも成績を上げる県もあるのだ。打破するには論理的で継続した総合育成企図・計画がないといけない。

 まずは来年度以降の大会目標を明確にし、(例えば10位台の順位と時間)それに向けた具体的なプログラムが必要である。そのためには毎回大会直前での選手選考方式ではなく、大会前(例えば1年前とか)バーチャルチームを編成し、選手には例え離れていても具体的な目標達成を図るトレーニングプログラムは有効ではないか。また、「巡回コーチ制」を取り入れコーチが強化選手がメンターとして定期的に周り、ケアするのも良いと思う。加えて、年に何回かはリアルなチームでトレーニングを行い、「ONE TEAM力」も醸成する。その土台があって少数のとんがった優れた走者が現れれば更に鬼に金棒であろう。

 以上、これらは育成される側だけの問題ではなく、指導する側の課題、力量がミラーのように試されている。早道はない。本質を粘り強く取り組むのが本道であろう。滋賀流の取り組みがあっても良いとおもう。

 来週は男子の出番である。広島で行われる都道府県対抗男子駅伝でどんな活躍をするか注目している。頑張れ、滋賀の駅伝男子!

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