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【東近江・身近な昔探訪】第2回・旧八日市市金屋通り・安土街道口にあった老舗文具店「虎平」

旧八日市市の身近な地域にも昔生活に根ざした沢山の商店があったが高度成長期以降、生活スタイルや経済活動の変化、車社会への対応遅れに伴い、旧八日市市の中心市街地の本町通、金屋通、栄町通などの大半の店は閉店してしまい、昔の面影はなくなってしまった。
 
今回、紹介する東近江市の「虎平(とらへい)」は旧八日市市の本町地・金屋・安土街道口にあった老舗の文具・結納品店で、店の名前が「虎平(とらへい)」と時代・歴史を感じさせる、他店と比べて少し高級感がある店造りで私は気に入っていた。しかし、2年前故郷にUターンしてみれば既に「虎平」は店仕舞いしていた。
 
↑もと「虎平」のあったところ(右側には御代参街道・本町通が見える)
 
旧八日市では虎平」は誰でも知っている有力店だった。しかし、昔のままの業態では存続が出来なかったのだろう。今日では生活様式も変わり、他の結納品店なども軒並み閉店している。文具店では唯一存在しているのは「ミナミイ」(東近江市栄町)くらいだ。
 
「虎平」の後は2019年の5月から、焼肉店「近江牛処 ますざき」に変わっており、外形の一部は残すものの昔の文具店舗の面影はない。
 
 
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