東近江市のコミュニティFM放送局「ラジオスイート」で3月25日、一般市民を対象にしたアナウンス体験が行われ、参加者らが緊張しながらスタジオのマイクに向かった。
↑写真 滋賀報知新聞より
地元の人々が気軽に番組づくりに関わってもらうアナウンス体験を通して地域により親しまれ、密着した放送局を目指す新しい取り組みとしてこの春からスタート。元気で明るい地域の人々の声でオリジナルのナレーションやコメントなどを放送し、放送局とリスナーの親近感を深めてもらことが目的。
2月に高校生以上を対象に参加者を募集したところ、東近江市内から女性5人の応募があり、近江鉄道八日市駅構内のスタジオでラジオ放送にチャレンジした。
参加者らは、パーソナリティーのKumiさんと近江みきさんから、声の出し方や話し方、話すスピードなどアナウンスの基本を学んだあと「ラジオスイートが午前○○時をお知らせします」や「JOZZ7BA―FM(放送局の識別信号)、こちらはFMひがしおうみ、ラジオスイートです。滋賀県東近江市からお送りしています」など、時報やお知らせのアナウンス文の作成に取り組み、何回も読み直して正確で心地よい音声でリスナーに伝えられるように練習を重ね、緊張しながら収録した。
滋賀県日野町から参加したダンス教室を主宰する伊藤由利子さんは「話すことが大好きなので参加しました。文面を作成したり、BGMを選んだり、楽しい時間でしたが、マイクの前ではドキドキでした。メッセージでは、自分のスタジオのことや子どもたちの可能性について話しました。ぜひ聞い欲しいです。いい経験をさせて頂きました」と笑顔で話した。
収録された時報のアナウンスは、4月1日から毎週月曜日の14時、17時、20時に一か月間、放送波とインターネットラジオで放送される。
ラジオスイートでは今後、小中学生や家族で参加できるアナウンス体験も検討している。
ラジオスイートでは今後、小中学生や家族で参加できるアナウンス体験も検討している。
東近江市のコミュニティFM放送局「ラジオスイート」の放送受信エリアは、東近江市、近江八幡市、竜王町、日野町とその周辺地域向けのFM波(81・5Mhz)とインターネットラジオ「リッスンラジオ」で放送。ネット環境があればどこからでも聴ける。
問い合わせ: 平日10時~15時(生放送中の11時半から14時半を除く)の間に「ラジオスイート」放送局(TEL0748―24―5501)
<滋賀報知新聞より>