総務省の家計調査で、大津市民のパンの年間平均消費量が、47都道府県の県庁所在地と指定市の中で最も多かったことがわかった。
総務省統計局によると、2016~18年分で大津市のパン(食パンと砂糖を使った甘いパンなどの合計)の消費量が1位になった。
年間の平均消費量は55・6キロで全国平均を24%上回っていた。データがある09年以降で、大津市が最多になるのは初めて。2位は堺市、3位は京都市、4位は大阪市と近畿の自治体が並んだ。
只、パンへの支出額で見ると、1位は神戸市の3万7951円で、大津市は5位の3万5931円に留まる。
「神戸や大阪に比べてパン店の数は少なく、増えた実感もない。スーパーやコンビニエンスストアで、手頃な値段のパンを購入する人が多いからではないか」と分析されている。
<朝日新聞より>