愛知川漁業協同組合は10月19日(土)、20日(日)の両日、愛知川の支流・渋川に琵琶湖の固有種ビワマスの産卵場を広げようと、ビワマスが産卵のため上れる簡易魚道づくりを行うのに当たり、ボランティアを募集している。
同組合が、東近江市民に愛知川の豊かな自然に関心をもち愛着をもってもらおうと、2021年から毎年秋に実施しているもの。22年にビワマスの遡上に成功し、23年も数万匹(推定3万6千匹)の稚魚が育った。昨年は、単簡パイプの骨組みに、全長25mの魚道を設置した。
ボランティアは都合の良い日に参加できればよい。当日は09:00に愛知川漁業協同組合事務所前(東近江市相谷町)に集合し、渋川上流300mの堰堤(えんてい)で15:00頃まで活動する。
定員約30人。昼食に魚道づくりの特製のまかないを用意する。事前に加入のあった人には活動保険に加入する。 参加者は、長靴、手袋、雨具のほか、「17」のラチェットトレンチ、電動インパクト、ヘルメットのある人は持参する。
参加希望者は、10月16日までに愛知川漁業協同組合ホームページ(http://www.s3.x0.com/)の問い合わせ欄から申し込むか、同漁協へ直接電話(TEL050―8034―7897)する。休日・夜間も可。
<記事・写真: 滋賀報知新聞より>