おだわらぐらし

縁あって引っ越した 相模の国_小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わった三年半の思い出

クレマチスの丘へ行ってみました

2010-08-13 22:36:27 | 静岡
以前から行きたく思っていた
クレマチスの丘(静岡県長泉町にある 公園・美術館・レストラン・ショップ~の複合施設)へ行ってみました。

暑い暑い暑い日だったのですが
木々を通して吹いてくる風は爽やか~。
 
↓道に面した花壇の中に立つ柱(多分美術館入り口を知らせる目印の役をしていると思われる)の上にいるのは_狼です。
 
↓(腹の下に人間の子供が二人見えるから多分 ロムルスとレムスを育てたというローマの伝説に登場するあの雌狼でしょう)
 
↓先ずはヴァンジ彫刻庭園美術館へ行ってみましょう。
 奥に見えるのがチケット・ブース。
 
↓今回は ハルバル来ているので ちょっと欲張って「CVPBI」という「全部観る券」を購入しました。(CVPBI=クレマチス・ガーデン+ヴァンジ彫刻庭園美術館+フォト・ミュージアム+ビュフェ美術館+井上靖文学館)
 
↓チケット・ブース横から丘を下ります。
 
↓ピラーの中に立っていた人物像。
 (後ろから見た時は「携帯で話してるのかな?」と思いましたが、
  前に回ってみると 「あわわわ」 とちょっとパニクってらっしゃり
 「大丈夫ですか?」と声をかけたくなりました)
 

その先には・・・塀をよじ登る人が__。
 
 
 
↑真剣さとどうじに かすかな諧謔味が伝わってきます・・・

よじ登る人の目線の先にあるのは
室内展示スペースへの入り口。ここから地下__
というより 美術館1Fへ下ります。
今まで歩いていたのは 美術館の屋上部分、だったんですね。

美術館1Fから庭園へ出たところ。
色とりどりの睡蓮が咲く池の中には「水を着る女」が。
(胸元から足にかけて さらさら水が流れているんです)
 
涼やかで美しい。

ん?これはもしかして イヴが
「さ アダムあなたもその『知恵の実』を食べて
 私のように 裸は恥ずかしいと知りなさい」って言ってるとこ???
 
↓どうやら まだ 知恵の実を食べてないらしい人(うそ)
 
↑木立の向こうに見えるのは「プリマヴェーラ」というイタリアン・レストラン。ネットで評判がよく行ってみたかったのですが もらったパンフに「要予約」とプリントされており あきらめました。

美術館出口横のカフェ「CIAO・CIAO(チャオチャオ)」でちょっと休憩。
 
 

次に入ってみたのは
IZU PHOTO/MUSEUM
 
↓シンプルだけどお洒落なエントランス
 
 
「時の宙づり」という企画展をやっていましたが
まだまだ高価で特別だった時代の写真が展示されていて
なかなか興味深かった。
楽しかったのは「撮影者の影が写り込んだ写真」のコーナー。
これは 最後に「わはは」と笑えます!
だからおいでになったら必ず順番に見てって頂きたいな。
(ネタばれ になるからこれ以上はやめておきますね^^;)

クレマチスの丘は_ 大きく二つのエリアに分かれています。
ヴァンジ庭園美術館のある「クレマチス・ガーデン」と・・・
もう一つは「ビュフェ美術館」。
エリアの間には谷があるので 徒歩で行く場合は
つり橋を渡って行くことになります。
 
結構広い谷。つり橋も二つ架かっています。
 
竹林のある側が ビュフェ美術館のあるエリア。
この緑の芝地の横が駐車場になっています。
 
(私達は車で来たので 駐車場に車を停めてからつり橋を渡ってみましたー)

さて ビュフェ美術館へ行ってみましょう。
 
↓エントランスのビュフェ夫妻の写真。
 
館内は複雑で 私達はユキツモドリツ し
「順路」を確かめ「館内案内図」を何度も見ながら
その合間に(?)作品を鑑賞しました^^;
 
↑館内の「子供美術館」 楽しかった。
 子供向けにビュフェの作品解説がされているのですが
 ビュフェ初心者の私達には レベル的にも「丁度いい感じ」でしたねー。

最後に井上靖文学館を訪ねました。
 
建物は小ぶりなのですが 映像資料があり、
希望すれば小編集された生前の井上さんのインタビュー番組や
映画等を鑑賞できるようになっていました。
 
 
時間がなかったので 今回私達は館内をくる っと見て回っただけでしたが・・・
『氷壁』のナイロンザイルの展示や そのバックにあった井上さんが立つ涸沢(カラサワ)カールの写真に「おおー」、
そして 井上さんが中学生の時に書いたという俳句の「早熟さ」に ちょっとドキっとしたりしました~。

余談:
亭主は「クレマチス」を花の名とは知らず
画家かと思っていたそーな。