先日テレビで北海道のJR江差線の木古内(きこない)-江差間の運転が5月11日で廃止の放送をされていました。
最終日には大勢の人が集まった様です。
私は最初、番組を知らないで見ていたので(実際は主人がビデオに取っていたものでした)きっと放送をみていた人は多いと思いますがその江差駅を38年間(確か)守っていたお掃除の女性がクローズアップされていましたがとても感動的でした。
冬は朝の4時前後から雪かきをして早朝1番のお客様を迎え、夜も終電までいて、お客様を見送り一日の仕事が終了していました。
旅行などもせず休まず働き続けた38年間だったようです。
一男一女のお子さんがいましたが現在それぞれに立派に独立をされていました。
子供に対し過保護や過干渉は勿論良くないけど、沢山共有する時間が無くても立派にコツコツ仕事をしてる姿があれば、子供は心配いらないものだな~って改めて思いました。
ご主人が最後の日に感謝を表したい様子でそれに賛同した町の皆さんも参加して確かスマップの「ありがとう」を皆で踊っていました。
その様子もテレビで放送していましたが素朴なご夫婦で心からのプレゼントだな~って思いました。
一人の男性が出て来て高校時代ちょっと行儀が悪かったそうですがこの女性からは駅で何度か心から怒られた!それが今ではとても感謝で現在は家庭も持ち子供も2人いるので伝えたい!とも言っていました。
この女性は九州出身の人で九州のご実家からもご苦労様の言葉を伝えていました。
私と同じ無名の女性ですがすごい底力だな~っておもいました。
江差駅の最終がこのようなテレビ放送がある事など予想をして生活していない38年間だった事とおもいます。
本当に町の為に頑張った姿だと思います。
こういう女性が大好きです。