無借金で貸家3件!アマチュア大家さん奮戦記

ロバート・キヨサキの教えを胸にコツコツお金を貯め、無借金で貸家3件所有。不動産収入月21万円のリーマン大家です。

建物引き渡しと小宴。主賓の忙しい一日。

2015-03-07 22:00:00 | 不動産
 今日は、待ちに待った「家の引渡し」の日だった。
 というより、「もうそんな日か」との思いのほうが強い。

 いつも義母さん@不動産屋社長に休日の朝にイトオテルミーに連れて行ってもらうのだが、その帰り道で「今日はあなたのお祝いに、晩御飯を一緒に食べないか。あなたのお母さんと妹さんもぜひご一緒に。お店はあなたにおまかせしますよ」と言われる。
 また、パパまるさんからは「引渡しのときに書類を色々書いてもらうので、認印でけっこうですのでハンコをもってきてください」とも言われていた。
 引渡し時刻は午後3時半。
 テルミーが終わった時点で朝10時すぎだった。
 そこで、不動産屋事務所に戻ってから、旦那@不動産屋に美容室に送ってもらう。
 わたしは美容室で毛染めもするので、一旦美容室に入ると終わるまで3~4時間かかる。
 美容室が終わってから実母にアポイントを取っていたのでは遅い。
 というわけで、美容室で髪を切ってもらいつつスマホで店を探し、毛を染めてもらいながら実母にメールをする。
 メールの返事がないので、電話もかけたらスマホに毛染めの液体がかかるという小惨事にも見舞われた。(笑)
 まあ、美容師さんがタオルやハンカチを貸してくださったので、事なきを得たが。
 実母も快諾。実母もこの美容室に少し後で行くとのこと。
 なので、この美容室で合流することにした。

 実は、実母からは「この間あなたから教えてもらったLINEにログインできないので何とかしてほしい」と10日くらい前からオファーがあったのだが、こちらも確定申告が済むまでは休日に実家に行くこともできず、しばらくそのままになっていた。
 LINEは、母が好きなアーティストが始めたらしく、それを見たいのだそうだ。
 母としては、わたしを実家に連れてきて、その面倒を見て欲しいという目的がある。

 私がカットとカラーを終えて支払いをしていたら、母と妹がやってきた。
 母と妹を待ちつつ、会合の場所を考える。
 一応、不動産投資のことは職場の人には内緒にしているので、個室前提だ。
 投資のことで、同僚や上司からからかわれたり上げ足を取られたりするのはたまらないので、悪いことではないけれど、職場の人たちにはできるだけ知られたくない。 
 そうすると、行ったことのない店は、内部構造がどうなっているのかわからないのでかなりリスキーだ。
 美容師さんが持ってきてくれた地元情報誌の「今年(昨年)できたお店特集」の店も興味あったが、結局今まで行ったことのある店5件くらいにターゲットを絞り込んだ。

 あとは、義母さんと実母が気に入る店になるかどうかだ。
 義母さんはどちらかというと和食の居酒屋で、料理はひとつひとつ選ぶのが好きな人。
 実母は、どちらかというと洋食が好きで、料理はコース料理が好きな人。
 わたしは、最近はダイエットのために、太りにくい料理にしたかった。
 あと、義母さんがおごる、ということだったので、バカ高いところも除外せねばならない。
 値段が手ごろで、個室があって、けっこう美味しかったところを思い出しつつ考えていった。

 とりあえず、メモ帳に候補5件を書き、ヘアカット中の実母に見せて、気に入らない店がないかチェックしてもらう。
 実母はどれでもよいとのこと。
 義母さんは今仕事中なので、確認はとれない。

 なので、まあこの5件の中から自分が行ってみたい順に電話してみることにした。
 始めのところ、鍋中心の居酒屋。電話にでない。
 2件目。個室のあるイタリアン居酒屋。電話に出た。OKとのこと。ただし、当日予約なのでおまかせコース料理はできないとのこと。
 場所を押さえてもらって、注文は行ってからになった。

 母のカットが終わったのが、午後2時45分頃。
 わたしは昼食がまだだった。
 実家に行き、ありものをもらって軽く食事をする。
 ごはん、ゆでたまご、白菜の煮物など。
 そうこうしているうちに、旦那@不動産屋から電話がくる。
「そろそろそっちに向けて出発していいですか?」とのこと。
 OKを出す。この時点で午後3時10分頃。

 旦那が実家に来た。母と妹も旦那の社用車に乗り込み、新築の家に向かう。
 家はできていた。
 しかし、地面はまだ掘ってあって、コンクリートは家の「横」の部分だけが入っていた。
 家の前面のコンクリート工事は、これから鉄の網をしいて、その上に流すらしい。
 入居者が入居するのは4月下旬の予定なので、まだまだ日数的には大丈夫だ。

 ここで、工事担当者@パパまるさんから、相談があった。
 隣家との境界あたりの工事についてだ。
 隣家の地面はけっこう高く、そのままにしていると隣家の土が雨などでこちらに流れてくる恐れがある。
 そこで、地面の流出を防ぐために、ブロックを1~2段、境界面にあわせて積みたいという。
 ただし、お隣さんの門の角が、境界面と思われる場所(土地に埋まっている、上の赤い杭)よりもうちの側に食い込んでいるので、この工事は見た目は相手方の家に食い込んでいるかのように見えるようになってしまうとのこと。
 だから、お隣さんにはそのあたりを一応説明する必要があると思われる、とのこと。
 で。
 お隣さん、しばらく空き家だったが、ここ1~2週間で業者さんの出入りがある。
 どうも、その家を買い取った人がいて、リフォームをしているらしき模様。
 業者さんに「あんたんとこの施工主は誰だ?」と声をかけるのもはばかられるが、どうしましょう……と工事担当者@パパまるさんの相談であった。

 「これ、あなたが法務局で土地建物などの所有者を調べて連絡入れてね。あなたの仕事ねこれ」と、わたしは旦那@不動産屋にふることにした。
 わたしが暇なら自分でやってもいいのだが、あいにくと割と忙しい。
 こういうことは、それを仕事でやっている人にまかせるほうが間違いがない。
 ブロック代金はまた別になるので、はっきりし次第請求などは後で書くとのこと。
 まあ、ブロック代はたかがしれているので、快諾した。

 家に入る。内部設備の説明があった。
 今日はガス会社の人も来ていて、コンロと風呂の説明をしてくれた。
 今のコンロは、鍋などを置かないで付けていると、黙っていると自然と消えるらしい。
 色々防災に気遣っているようだ。
 あと、ボイラーは流しも風呂も共通で、温度管理は流し優先にしたり、風呂優先にしたりをタッチパネルで変えられるらしい。

 パパまるさんの工事は、いつものとおり素晴らしかった。これなら入居者も満足するだろう。
 色々見ていたが、エアコンがまだ設置されていなかった。
 話を聞くと、エアコンの室外機を設置するには、コンクリートが固まってからでないといけないので、コンクリートの状態を見つつ設置するとのこと。なるほど。
 まあ、直前でコンクリートをどこまで敷くかを変更したのはこちらなので、致し方ないだろう。
 入居者が入るまで時間も余裕があるので、問題なし。
 入居者要望のBSのアンテナはもうついていた。
 地デジのアンテナとは方向が違うが、これは受信する方角が異なるからとの説明を受けた。

 そして、鍵を渡される。鍵を入れて開け閉めする。
 これでもう、工事用の入居キーは使えなくなった。これも引渡し儀式のひとつである。
 最後に、パパまるさんから大量の書類にサインとハンコを求められる。
 なんでこんなにあるんだろう、と首を傾げるほどの量。
 色々と面倒臭いんだね。そして、こういう準備をしなければならない業者さんにお疲れ様ですと言いたい。
 書類の説明を受ける中で、ああ、建築課と課税課と水道部の担当者には、こっちのこと丸わかりになっちゃうよね……と改めて思う。
 まあ、しょうがないんですけどね。個人のプライバシーなので、秘密はできるだけ守って欲しいものだと思う。
 少なくとも、私の目の前では喋らないでほしい。

 引渡しの儀を終えたが、我々の仕事はここではまだ終わらない。
 旦那いわく、実母から手伝いを頼まれたとのこと。実家に向かう。
 なんと、たんすを2F→1Fに移動したいので持ってくれと頼まれたらしい。
 実母は足腰が弱いので、わたしと旦那で下に運ぶ。
 たんすは2段式になっていたので、連結して壁にあわせて足場を調節。
 旦那は仕事中なので、「ケーキ食べてけ」という母を振り切りそそくさと帰ろうとする。実母はケーキを袋に入れて妹に渡して旦那に持たせた。

 そして、わたしは母の部屋へ。
 LINEは、一度携帯から「メールアドレスとパスワードで他端末からもログインできるように設定」しないと、パソコンからログインはできない仕様のようだ。
 そのへんを設定して、LINEにログインできるようになった。
 実母はパソコンでインターネットを見るが、そのあたりまでくるとわからない人なので、ときどきこうやって面倒を見ている。

 そうこうしているうちに、夕飯の時間になった。
 義母はあれこれ選びつつ食べる。実母だけはひとりでコース料理を頼んだ。わたしたちは義母にあわせて、あれこれ一品料理をシェアすることに。
 まあ、なごやかに会合は過ぎていったので、よしとする。

 戻ってきてから、旦那@不動産屋に、ひとつ疑問をぶつけた。
 風呂の湯と流しの湯、タッチパネルで湯の温度設定を変えると聞いたが、あれは面倒くさくないだろうかと。
 うちは、古い家なので、風呂のボイラーと流しの瞬間湯沸かし器は別物である。
 だから、何も考えなくてもそれぞれの温度は別々にできる。
 しかし、旦那@不動産屋いわく、「今はこれが当たり前」なんだそうだ。
「風呂のほうが熱めなら、流しの蛇口を少し水よりにひねればいいだろう」とのこと。
 まあ、それを言っちゃーそうではあるんだけどね。
 感覚として面倒くさくないかなあ。
「今はこれが当たり前で、入居者からこれで文句が来たことはないよ」とのこと。
 ふうん。そういう時代なのか。

 まあ、駐車スペースの工事が終われば、後は入居者様のご到着を待つばかりである。
 それにしても、主賓の私が忙しい日であった。

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