38年前に諫早市の同じマンションで知り合った二組の友人夫婦とは お別れしてからも お付き合いは続いています。今はラインがあるので 会わなくても様子がわかり便利になりました。
こども三人が同じ年齢だったので 昔はしょっちゅう 部屋を行き来したものです。あの頃 夫はサラリーマンでした。私は四歳と一歳前の子の子育てに忙しい時代でしたが 楽しい時代でした。
友人夫婦は神戸と福岡県小郡市にいます。水害の時には心配していただき、おととしは 二組で湯平を励ましに旅館に泊まりにきてくれました。夕食をご一緒しました。
先日 福岡の ご夫婦がドライブがてら会いに来てくれました。まずは 引っ越し先の隠居に案内して おしゃべりをし、昼食は そばにある川魚料理の『うれしの食堂』に行きました。
親戚友人がみえたら、鰻の蒲焼きや 鰻丼を配達してもらったり、夫が店に連れて行ったり 法事のお膳をお願いして助かっています。でも私自身は一回も店に入って食事をしたことがありません。ましてや今回 夫婦で外でのランチも ほぼ初めてです。これも閉店したからこそ出来たのです。
店内には芸能人が来た写真がたくさん飾ってありますが 女将さんは『湯布院の ついでですよ』と あっさりと。(私なら 誰々と自慢したくなりそう)
注文は、三人が『うなぎ定食』で、私は『川魚定食』です。友人夫婦には初めてという珍味『鯉鯉』を、奥さんには定食に付いている『胆吸い』とは別に 初めて食べるという『鯉こく』も注文しました。
川魚定食
『鯉のあらい』は臭みもまったくありません。普通は酢味噌だと思うのですが、こちらは わさび醤油でした。小鉢は魚卵を炊いてあります。
手前右の黒っぽい魚は なにかわからず『タラの甘醤油煮』に似ているので聞いたら これも鯉でした。
夫が『タラは川魚じゃねぇ、タラだったら川魚定食じゃねぇ』と。なるほど。
鯉こくは 甘味のある白味噌で抜群に美味しい。
夫達はノンアルコールですが 酔わないのに話が盛り上がり 楽しい食事でした。
店に戻り、デザートは『ゆのひらんアイス』です。
日頃 たまに記念日の夕食に『回る寿司』や『ファミリーレストラン』での食事に満足している私ですが、うれしの食堂の川魚料理にプチ感動でした。
友人夫婦とは 気を遣わず、飾らず、素のままで話せるのが うれしく 楽しい時間を持てました。旦那さん同士も なんか似ている気がします。いや 似ています。ご主人が「お兄ちゃんと呼ぼう」に大笑い。
今度は神戸の友人とも会おうねと 又の再会を約束して お別れしました。楽しい再会でした。
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