4月8日は お釈迦様のお誕生日でした。 場所によっては『花祭り』という行事をするお寺もあります。
幼い頃 母に連れられて 近くの『興禅院(曹洞宗)』の『花祭り』に行った思い出があります。花で飾られた小さなお釈迦様の像に甘茶をかけ、容器に甘茶を詰めて持ち帰りました。
甘茶は赤茶色の甘味のある お茶でした。何かの葉を煎じたものです。甘茶を飲むと無病息災で過ごせる、子供が丈夫に育つという『いわれ』があるので 母が 飲ませてくれていたのでしょう。いつの時代でも 母親は子供のことを思っています。
民の安全の為に『青の洞門』を掘った『禅海和尚』が得度された お寺です。
高校時代 この寺は火事になりました。高台から燃えているのを見た記憶があります。今は すっかり修復されています。
昔 父が写した写真を持っています。モノクロですが 昔仁王像は赤い色で怖かった記憶があります。
昔 山門の左右にいた赤い『仁王像』は2006年(平成18年)の大分西部地震か、2016年(平成28年)の熊本大地震で落ちたのかはわかりませんが、 今は白い石像となり 手前にいるようです。
今度 湯布院に行く時に 父の写真を渡そうと思います。『昔 花祭りに来てました』って。
昔を懐古するのは 歳をとった証拠ですね。
「不易と流行」という言葉があります。
時代が変わろうが
大切なものは大切だと
言い続けて行きたいんですよねぇ。
新しいものを受け入れる感性は持ちたいですが
迎合するのは嫌です^^
『不易と流行』…話が高尚すぎて 私には コメントの お返しが難しいです。