夏の4連休3日目は、昨日に続いて道北離島の山「礼文岳(490m)」です。
礼文岳頂上はガスっていて島の景色は見渡せませんでした。
香深井(かふかい)、緑が丘公園キャンプ場までタクシーでやってきたところまでを
昨日報告しましたが、毎日タクシーの送迎など利用しておれません
昨日の香深フェリーターミナルから公園までの凡そ6kmだって歩いて歩けない
距離ではないものの、初めてのキャンプ場設営には時間がかかります。
今回、“歩き”または“バス”で移動した行程
お陰様で、緑が丘公園キャンプ場(620円)もなかなか快適で、
早い時間に設営できたのがやはり良かったです。
さ、早朝、礼文岳登山口のある内路(ないろ)まで、まだバスは動いていないので
今度は歩きです。
■5:00 緑が丘公園キャンプ場
灯台の先に望めるはずの利尻山はこの時刻、左のすそ野だけ
夏は昆布のかきいれどき、土曜も日曜日もなく干すのですね。
朝陽の中を漁船が行く
朝の時間が漁なのは、日中の干す時間を考えてのことなのでしょうか?(Aotさん正解ですか?)
利尻昆布の採れる島は、利尻だけでなく礼文もだっそしてウニと昆布はセットです。
実は、初めに申し上げると
礼文岳は結局ガスってしまったため見せ場が無いので、Toshiのブログでは
珍しく海岸線沿いの報告を念入りにさせていただきます。
振り向いた先にあるキャンプ場(香深井)上の形の良い山に登山道はないそうです。
命名、カモメ島
6km歩いて礼文岳登山口のアオカン
このバス道路のどん突きは須古屯岬(スコトン岬)というらしい、
スコトンだよ。
内路の漁港
■6:15 内路登山口
今日も海抜「0m」からの出発です。⇒正確には海抜4mだって。
ここから左に登山道が・・・
民家の裏から笹原をジグして行く
礼文島の今年は気温が高く、ガスの掛かる日が多いのだそう。
海に近いせいで短い笹が多い印象
トドマツ林もあります。
ウルシは何処にでもあるもんです。
だから暑くたってもう短パンでは上り下りできる山は少ない。
登山開始から2km、この辺りまではまだ視界も効いてましたが・・
こちら側も何となく眺めは良いけれど..
肝心の頂上はこの後頂上付近がしだいにガスの下となっていく。
あすこが頂上なのに、抜けてくれない(ガス)
■7:30 礼文岳頂上
ロシアの森林火災が広範囲に及ぼすPM2.5が影響して最近すっきりと晴れる
ことが少ない夏なのだとタクシーの運転手さんが言っていました。
したがって、
待っても変わりそうにない本日礼文岳からの眺望
■7:55 下山
~
意外と根曲がりも少しの範囲にありました。
海まで戻るとこんなに良い天気なのに・・
■8:45 内路 登山口
登山口斜め向かいの公衆トイレ・利用しました。
キャンプ場までの6kmを再び歩いて戻るためには、気温の上昇したアスファルトの
上を1時間以上歩かなければならないので、30分後にスコトン岬からやってくるバスに
乗ってキャンプ場に戻るのが得策です
■9:18 香深フェリーターミナル行きバスに乗車
それは正解、約10分足らずで内路から香深井に着きました。
因みに料金は430円、後から乗る香深井⇒香深は520円でした。
(バス停ポールは、行と帰りに2つあるもんだと思っていたら、
礼文島ではどちらか一方にしかないのでご注意。なくても
真向いあたりで立っていれば雰囲気で止まってくれます)
■9:28 香深井 下車
いったん緑が丘公園キャンプ場まで戻りましたが、香深フェリーターミナルまで
のバス時間12時42分までだいぶ時間があるので、キャンプ場管理員さん推奨の
「香深井ふれあいの森」散策路を一周してくることにしました。
それは、
朝には雲が多く望めなかった利尻山がやっと見えてきたからです
■10:40 緑が丘公園キャンプ場 登り
管理員さん曰く、
せっかく笹狩りはしてあるのに、散策路としては町が通行止めにしているだけです・・とのこと。
つまり、
木道や倒木の処理まではできずにいて管理にお金がかかるんだって
なので、登山者(自己責任)としてならまったく問題ないと言うので
登ってみたのでした。
■11:00 見晴台 (柵が朽ちていて折れそう)
どうですか?この眺望?(礼文岳よりイイかも?)
もやっていますが中央に利尻山の頂上が見えているのが確認できます。
ここまで20分足らずで上がってこれました
管理員さんは、ここに“ご来光”を眺めにくることを薦めてくれました。
確かに、こんなに良いロケーションならもう一度空気の澄んだ朝に登って
きたくもなります。
ここでも標高205mあります。
とにかくもやっているもんでネ(海は蒼い)
利尻山は右端っこ
~
■11:20 キャンプ場 (下りは裏に戻ってきました)
撤収
■12:42 香深フェリーターミナル行バス乗車
↓
■12:50 香深 病院前下車
↓
フェリーターミナルの手前に「礼文島温泉うすゆきの湯」があって、
ゆっくり入浴した後にターミナルの食堂に行ったらば、なんと1時30分には
ラストオーダーだって
ターミナルの回りの食堂、レストラン数軒はすべてお昼の時間の〆時間が早く、
ウニ丼を食べそこないました。
残念
最後に、くどいように利尻山アップします。
■14:20 稚内行フェリー乗船
↓
また来ますよ彩北の島「礼文島」
また眺めますよ、この角度で・・
↓
■16:15 稚内フェリーターミナル
久し振りの2泊山旅でした。
稚内への往復は今回も石狩から留萌、羽幌、抜海を抜けるコースです。
随所に飲んだ酸素水のお陰か、車で眠くなる時間がなく、夕陽を右手に
札幌まで走ってこれました。
礼文島のキャラクター『あつもん』はレブンアツモリソウ(左上)の化身だそう
「また利尻山?」と言われても、そう、また来ます、最北の100名山へ
旅情感いっぱいの豊富海岸線からの夕景
また来週
今回、どちらかというと予報の良い道北を選びましたが、直前まで道東の斜里・羅臼まで
走るつもりで居ました。どちらも同じ北海道といっても異国の海岸エリアなので、山育ちの
自分にはまだまだ楽しみ方が未開発と心得ます。
良くないことも実はあり、どうやら礼文島の探検途中にウルシにやられたようです。
もちろん触れた意識はないので空気感染ですね。
とにかくびぃ~っしりと生えていましたので、ウルシ(泣)
いつも長いブログにお付き合いいただき有り難うございます。
お陰様で充実した4連休を過ごすことができました。
北海道の日本海側の海岸線を休みなく走るのももう若くない身にとっては
なかなか・ですが、よしやるどの信念がこの歳まで繋げられております。
おいどんは今頃どげんしよってでしょうかね?
北の山々は佇まいが美しかばい。
トシクンの目も柔らしゅうなるもんね。
2日にわたってのご報告ありがとさん♪
次回も楽しみに待っとるばぁ〜い。
よろしゅう頼んどきまぁ〜〜す。
礼文島でお会いしたかったですね。
利尻も礼文も、ちゃんとホテルに宿泊していると、登山口までの送迎なんていうことも
してくれているようですね。利尻山の5合目登山口に降りてきたとき「〇〇さんですか?」
とホテル送迎と思われるハイエースの運転手さんから声を掛けられましたが「違います」
と言ってしまいました(笑)「そうです」と言えば乗せて行ってくれたものを・・
どうせ運転手さんはお目当ての人が居ないと分かったので、ただホテルに引き返していった
だけなのですからね。
そのぐらいの厚かましいことができる歳になってきたんですけどねぇ~、根が真面目なもので・・
やはりゆっくりと島を巡る旅、慌ただしくない行程を歩くのが正解と思います。
そして美味しい海の幸に舌鼓を打って。
ウスユキソウは所謂エーデルワイスですね。
次回は目にしたいです。
沓形コースのトラバース箇所は一人ずつ静々歩いたことを思い出しました。
直射日光直撃でヘロヘロになって下山してハイヤーを呼びました。Toshiさんはたくましいです。
実はこの4連休は礼文島を予定していましたが、諸般の事情で中止しました。
礼文岳と岬めぐりコースは前回歩いたので、8時間コースとウスユキソウ目当ての林道コースを計画してましたが残念です。
利尻礼文は何度行ってもいいですね。