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森の奥
何かに突き動かされるままに
ここにたどり着いた
朝靄が少しずつ晴れていく
いつまでもずっと時を止めて貰いたいように
鏡面に滲み見えはじめるクリアな魂魄
ここの精霊の気配なのか
僕の念魄なのか
ほんのひととき
通じあったのか
この光景は時を遡る暗示なのか
未来を駈け昇る衝動なのか
「そして
この景色から出て行って
自分の世界に戻りなさい
あなたの迷いももうそろそろ晴れるときのようです
ご覧なさい
靄が晴れるのを」
精霊は教えてくれた
yatcha john s. 「精霊が教えてくれたもの」
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