朝靄を拐(さら)う風の囁き
どこからかぼくに問いかける
喉声のような煌めき
小鳥たちも呼応する
プロミネンスの囀(さえ)ずり
地平線の彼方から
今朝もきみを目指して波を送る
光の粒はあるとき波になり
優しさ色はもっと鮮やかさを増し
軽やかな波はさらに
ぼくの胸の鼓動となって
そこらの大地に散らばり
大空に拡散していく
一つの歌は
リズムを小気味良く刻んで
森羅万象に谺(こだま)し
七色のハルモニアをいだきこむ
https://youtu.be/DTVYxQMLd5I
Yi Yin 「光の粒は波となって」
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