今日は、浜松市のイベント”クワガタ虫の幼虫を育てよう”に家族で参加してきました。
場所は昨年夏にキャンプに行った、かわな野外活動センターです。費用は一人たったの百円でした。
このイベントは広報はままつに載っていたものなのですが、人気があったようで参加を断られた方もいたようです。
食堂ホールで一通りの説明を受けてから、A、B班に分かれ講師の先生といっしょにキャンプ場に向かって散策しながら昆虫を探しにいきました。
この時期は越冬の真っ最中なので、見つかるかどうか半信半疑でしたが、狙いはクワガタ虫ゆえにどの家族も真剣です。
途中で講師の先生はクワガタ虫以外の説明もしてくれました。
たとえばヤママユ蛾の袋とか森の中のエビフライ(リスが食べた松ぼっくりの残骸)などです。
しかし私は子供を喜ばせたい一心で説明そっちのけで倒木の中にクワガタ虫を探していました。困った親です!
幼虫の見分け方として、カブト虫の幼虫のように丸くなるのはクワガタ虫かコガネ虫であり、お尻の先が少し割れているのがクワガタ虫とのことです。
そろそろ最終地点だというのになかなかクワガタ虫が見つからないので今日はだめかなと皆諦めムードだったのですが、それを見越して職員の方々がお宝を用意して待っていてくれました!
それは朽ちた椎茸のホダ木でした。
古くなって椎茸が取れなくなったものの、中にはいろんな昆虫が棲んでいるとのことでした。
そこで各家庭1本づつ選びそれをブルーシートの上でスコップで少しづつほぐしていきました。
そのうちあちこちで歓声が上がり始めました。クワガタ虫の幼虫が見つかったからです。
我が家は次男が選んだ太いホダ木をほぐしていきますが、カミキリ虫やキマワリという虫しかでてきません。
そのうちに”選んだ木が悪かったのかなあ”と長男がぼやきはじめます。
時間もないのでうちの奥さんが本気モードで削りだすと、とうとう木の中の白っぽい部分が出てきました。
すると子供が”見つけたっ”と歓声をあげました。全長2cm弱ですが確かにお尻が割れています。
それから次々に同じサイズを見つけ、なんと全部で5匹もゲットすることができました。
その他の家族もだいたい似たサイズのようでしたが、今年成虫になりそうなビッグサイズを見つけた家庭もありました。
午前中だけのイベントとはいえ、気温6℃以下の寒さに耐えながらなんとか幼虫をゲットできたので皆満足して帰ることができました。
来年まで飼育して無事成虫になるのか自信はないですが、カブト虫同様に子供たちと観察していきたいと思います。