桜燕館 -さくらつばめの気まぐれブログ-

日々の雑感と、たま~の旅日記。

桜燕日記 Apr. 7, 2019

2019-04-07 22:00:00 | 桜燕日記
 今日は、統一地方選挙の前半戦。福岡県知事ならびに福岡県議会議員の投開票が行われた。
 昨春までは職場の関係で期日前投票を済ませていたのだが、今回は久しぶりに、当日に投票所に出向いて投票してきた。

 事実上の保守分裂となった知事選では、現職知事が新人候補2人を破り、3選を果たした。前回までと異なり、今回は自民党からの推薦を得られなかった現職知事であったが、蓋を開けてみると、自己最多となる129万票あまりを獲得し、他候補をまったく寄せ付けることなく当選した。
 新人候補の自民推薦を主導したのは、県内を地盤とする副総理。数年前に行われた衆議院補欠選挙の際、副総理や自民県連が推す候補を現職知事が応援しなかったため、関係が悪化。今回、自民県連が推薦候補を公募、副総理が党本部に談判して推薦を取り付けたが、その強引なやり方に福岡県内から選出された国会議員からも反発の声が出て、現職知事を応援する議員と新人候補を応援する議員とに分かれた。一方、立憲民主党や国民民主党など、共産党を除く野党は、推薦はしなかった、もしくは推薦を取り消したものの、現職知事の支援に回った形となった。
 現職の圧勝という形で幕を下ろした福岡県知事選。後味の悪さばかりが残った選挙戦ではあったけれど、現職知事には、福岡県のために、これからもしっかり職務を全うしてほしい。

 一方の福岡県議会議員選挙。大牟田市区では、定数2に対して現職2・新人2の合計4名で争われた。
 こちらはこちらで、自民党大牟田支部と市議会の自民党議員団が、支部運営などを巡り内紛状態にある。今回の県議選では、議員団に属する議員の多くが造反し、支部長を務め、党の公認も得ている現職県議を推さず、保守系新人の支持に回った。
 結果、国民民主党と社会民主党の推薦を受けた現職議員と、地元の商工関係者や市議会の自民党議員団が支持した新人候補が当選し、7期目を目指した自民党の現職県議は落選。もともと革新系がそこそこ強い地域なので、保守系による議席独占という結果にはならないだろうという予想はしていたけれど、当選した新人候補と落選した現職県議の票にこれほど差がつくとは思わなかった。

 さて、再来週は統一地方選挙の後半戦、大牟田市議会議員の選挙が行われる。
 来週は、先週以上に煩いんだろうな‥‥そこだけは、毎回うんざりするところである。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする