桜燕館 -さくらつばめの気まぐれブログ-

日々の雑感と、たま~の旅日記。

桜燕日記 Jun. 20, 2019

2019-06-20 22:00:00 | 桜燕日記
 一昨日、山形県沖で発生した、マグニチュード6.7の地震。
 新潟・村上で震度6強、山形・鶴岡で震度6弱を記録するなど、新潟・山形両県内を中心に、各地で強い揺れを観測した。

 避難中の転倒などで重軽傷を負った人や、ブロック塀が倒壊したり屋根瓦が崩落したりなどの建物被害は発生したが、現在のところは亡くなったり安否が分からなくなったりした人はいない、とのこと。
 今後一週間ほどは最大震度6強程度の地震が再び発生する恐れがあり、気象庁では注意を呼び掛けている。

 新年早々、こちらでも大きな地震が発生した。
 地震は、いつどこで発生するか分からない。活断層が多く存在する地域はもちろん、活断層から離れて一見安全であるかのようにみえる地域でも、油断はできない。

 地震に対する備えを、日頃からしっかり考えておかなければならない。
 頭では分かっているものの、実際にはほとんど何の対策もできていない、というのが実情ではあるけども。

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桜燕日記 Jun. 19, 2019

2019-06-19 22:00:00 | 桜燕日記
 今月11日、京都・向日市のアパートの駐車場で女性の遺体が見つかり、市役所職員が、このアパートの住人の男とともに死体遺棄容疑で逮捕された

 住人の男は生活保護費を受給しており、逮捕された市職員はこの男の担当ケースワーカーであった。これまで怒鳴られたり無理難題を吹っ掛けられたりしたことから、市職員は担当替えを希望していたという。
 今回の事件は、住人の男が職員に対し、遺体の運び出しを手伝うように指示したという。日頃から言動に恐怖心を抱き、精神的に追い詰められていた職員が、その指示を断ることができずに死体遺棄に協力したのではないかといわれている。
 また、生活保護費を受給する住人の男の担当ケースワーカーだった職員が事件前、住人の男から怒鳴られたり、保護費の増額など無理難題を言われているとして、「担当替え」を求める意向を職場内で示していたことも、捜査関係者らへの取材で新たに判明した。職員は住人の男の言い付けで買い物をさせられるなどしていた形跡も確認されており、府警は、住人の男と接する中で従属的な立場となり、精神的に追い詰められていた可能性もあるとみている。

 住人の男は過去に傷害致死事件を複数回起こしており、曰くつきの人物。今回遺体となって見つかった女性についても、住人の男が殴って死なせたことを認める供述をしている。
 これまで何人もの女性を死なせてきた住人の男に対しては、厳しく罰してほしい。更生が認められるまで、娑婆に出してはならない、とさえ思う。
 ただ、半ば巻き込まれる形となってしまった市職員に対しては、罪を問うことは免れないにしても、寛大な処分をお願いしたいところである。

 もしも向日市がこの職員に対して懲戒免職などの重い処分を下すことがあれば、私は断固抗議したい。
 追い詰められていた職員を守ることができなかった向日市にも、責任の一端はあると思うから。

 それにしても‥‥。

 こういう人物に対しても支払われるんだな、生活保護費って。
 もちろん、どんな人であろうとも健康で文化的な最低限度の生活を営む権利がある。それは分かる。
 分かるけれど、なんか、複雑な心境である。

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桜燕日記 Jun. 18, 2019

2019-06-18 22:00:00 | 桜燕日記
 昨年12月に行われた、内閣府の意識調査。
 結婚意向はあるが未婚の20~40代の未婚の男女、計約4千人を対象に、インターネットを介して実施された。

 結婚していない理由のうち最も多かったのが、「結婚したくても適当な相手に巡り合わない」というもので、全体の46.8%。次いで、「結婚資金が足りない」が26.6%、「異性とうまく付き合えない」が24.0%、と続いた。

 私自身は未婚であるが、現在のところは結婚意向はない。
 私の場合、自分が遺伝性のある先天性疾患を抱えて生まれてきた、という事情があるため、こどもは欲しくない。もちろん、子孫を残すことのみが結婚する意義ではないけれど、結婚という形をとることに対して必然性を感じない、というか、ピンと来ない、というか。

 このまま結婚せず、独身を貫く、となると、これから先のこと、老後のことや亡くなったときのことも、今のうちからしっかり真剣に考え、準備しておかなければならない。
 何から手を付ければいいのか分からない、というのが実情ではあるけれど。

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桜燕日記 Jun. 17, 2019

2019-06-17 22:00:00 | 桜燕日記
 昨朝、大阪・吹田市の交番で、男性巡査が刺されて拳銃が奪われた事件。
 一夜明けた今日、吹田市に隣接する箕面市の山中で寝ている容疑者を、大阪府警の捜査員が発見、強盗殺人未遂容疑で逮捕した。
 容疑者は容疑を否認しているというが、奪われた拳銃を所持しており、彼の犯行であるのは間違いないだろう。ただ、実弾1発が使われた形跡が残っているとのことで、どこでどういう使われ方をしたのかが気になるところではあるけども。

 容疑者は精神障害者保健福祉手帳を所持しており、供述内容にも若干不可解な点もあるため、警察では容疑者の精神状態についても慎重に調べを進めていく方針である、という。
 ただ、動機はともかく、あらかじめ犯行現場近くのホテルに泊まったり、虚偽の110番通報をかけたりするなど、今回の犯行そのものについては計画性が認められる。私は、責任能力を問うことは十分可能なのではないか、と思う。

 それよりも、こういう事件が発生したときに、精神障害者に対する社会の偏見が強まってしまうのではないか、という懸念がある。
 今回の容疑者についてはしっかりとした罰を与えて欲しいし、今回の事件で刺された警官の一刻も早い回復をお祈りするとともに、偏見が強まらないことを願いたい。

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桜燕日記 Jun. 16, 2019

2019-06-16 22:00:00 | 桜燕日記
 亡くなった人の相続預貯金を遺産分割前でもおろせる払戻制度が、来月から始まる。150万円を上限に、被相続人の口座残高の3分の1の範囲で、使い道を問われることなく、相続人が自らの法定相続分を引き出せるようになる。

 被相続人の預貯金は遺産分割の対象となるため、銀行がその死亡を知った時点で凍結されてきた。そのため、遺族が生活費や葬儀代の支払いなどに困る事態もあった。
 昨年、相続法が改正されたことに伴い、法務省が上限額など制度の詳細を詰めてきた。全国銀行協会も、手続きや必要書類の告知を始めている。

 私の父親が亡くなったときは、凍結される前に引き出すため、葬儀や火葬を済ませた翌日に、市内の銀行を回り、すべて下ろしてきた。
 悲しみに暮れる暇もなく、とにかくバタバタだったな‥‥当時のことを振り返ると、そんな感じ。

 上限が設けられているとはいえ、葬儀代などの支払いに困ったり、私のようにバタバタしたりする人が少なくなると思うので、今回の制度導入には賛同の拍手を送りたいと思う。

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