不幸なことに、年始早々メインパソコンが正常起動しなくなりました。
今回はバックアップがある!と喜んだのも束の間、2007年11月という古いバックアップでした、、、、、。
仕事の合間にちょくちょくと再インストールなど繰り返し、もうすぐ元に戻る、、、というところで、成年被後見人のお一人が亡くなられました。
ということで、あっという間に1ヶ月がすぎてしまいました。
成年後見という仕事は、就任時と死亡後が大変です。
何が大変かって、、、、?
通常の場合、被後見人が亡くなれば、施設や親族の方と協力して葬儀等の準備をし、市役所やら法務局やら裁判所に死亡の旨などを届け出て、預かっている財産等を清算し、法定相続人に引き渡します。
以後の遺産分割等には相続人からの別途の依頼がない限り関与しません。
しかし、今回の場合、私は亡くなった方の配偶者の後見人でもあるのです。
要は、ご夫婦の成年後見人となっているのです。
したがって、法定相続人に財産を引き渡して終了というわけにはいかんのです、、、、。
一応、独りで小芝居やってみましたが、、、、。
被後見人のご夫婦には子がおりません。
両親も当然亡くなっています。
ご兄弟も亡くなっています。
が、ご兄弟の子が10人以上います(本日13人と判明)。
、、、、、、、、、。
市役所に死亡届を出し、裁判所に死亡の旨を届け出て、法務局に後見終了の登記申請をし、社会保険事務所で遺族年金裁定請求をし、恩給局・企業年金にも扶助料請求やら届け出をしなければならない、もしかして税務署も?、金融機関にも預金の払戻手続のために相談に行かなければならない、そのためには法定相続人13人から払戻の同意書や印鑑証明書をもらわなければならない、そのためには法定相続人を特定するため戸籍を集めなければならない、お墓を建立するために、霊園に出向かなければならない、おまえは何者だと聞かれる、成年後見制度を一から説明しなければならない。法定相続人に行方不明者がいる、認知症の方がいる、、、、、、、、、、、不在者財産管理人選任を申立なければ!!成年後見を申し立てなければ!!!、ああ、市役所に葬祭料の請求をしなければ!!!
戸籍謄本が足りない!!登記事項証明書が足りない!!!
ということで、また仕事が遅くなることをお許しください、、、、、、、。
ちなみに、社会保険事務所とやらを今回初めて訪れました。
酷く混んでるという話は聞いてましたが、昨日の午後行ってみたら、なんと50人待ち!!
19時までやっていて17時以降はガラガラということなので、18時過ぎに出直してみると15人待ちで1時間は待つという。
また出直し、今日の朝8時半に行くも13人待ち。
1時間待って、無事遺族年金裁定請求と未支給請求手続を終了しました。
本来は社会保険労務士さんの仕事なのでしょうが、後見人なので自分でやらせていただきました。
社労士さんはいつもあんなに待たされるんですかね!!仕事にならないんじゃないでしょうか。
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