成年後見人の補助者

私が就任している補助人の件でひとつお話を。

このケースでは、不動産売買に関する同意権は付与されず、代理権のみ付与されています。

被補助人所有の不動産の売却に伴って、ある都税事務所に固定資産評価証明書を郵送で申請しました。

郵送なので、補助登記事項証明書と、自分の運転免許証の写しを添付しています。

数日後、都税事務所のご担当から電話があり、
電話を替わるや否や、「あなた水沢さんね？あなたは、成年後見人の補助者だから・・・」
というお言葉を頂きました。

要するに、「あなたは補助人だから成年後見人と同様に税証明を発行してあげますよ」ということを仰られたかったようですが、いきなり、先のような言い回して話し始められたので、こちらとしては直ちに戦闘モードに入りました。

ちなみに、司法書士の従業員は、「補助者」と呼ばれていますので、
「補助人」を、成年後見人の補助者と勘違いしてるのかい！となったわけです。

なるほど！

どうでもいい話ですが、色んな書類にサインをしているとき、
「補助」と「保佐」が分からなくなります。

「補佐」とか「保助」とか書いてしまう日がいつか来ると思います。

「保助」と書いたら、引退した方が良さそうだ・・。