宿の窓からボンヤリとお城が見えました
ガイドブックに眺めが良いと書いてあったので朝一で行ってみることに。。
漁師町だった熱海にお城は無かったのですが、建てるならココだろうと
民間人が昭和34年に建ててしまったのだそうです
戦国時代の名将たちも築城を希望していたと伝えられている、と
パンフレットには書かれておりました。
宿から利用したタクシーの運転手によると、お城のオーナーさんは
秋葉原の(あまり大きくない)電器店だそうです(笑)
熱海の観光客が減りお城の従業員も随分減ったとか・・・
確かに寂れた印象は否めませんでした
昔、松本城の天守閣へ登ったことがあるのですが天井が低く
狭く急な階段で大変だった記憶があります。
現代のお城はエレベーター完備で大違い
6階の天守閣展望台からの写真を撮りました。
(クリックすると、宿の辺りの市街地へズームします。)
海抜120mの山頂、6階は地上43mで、確かに良い眺め!
ちょっと靄っているのが残念です。。
他の階は資料館になっていて、こんなものかな・・という感じ
ざっと見てから隣接の「熱海人形美術館」へ。
貴重な(一体で家が建つほど!)西洋アンティークドールと
人形の館のミニチュアはなかなか素晴らしかったです
山頂ではお城が近すぎて写真が撮れず帰り道で裏側から撮影しました。
右は人形美術館の看板です。
市街地へ戻って起雲閣へ。
街のあちこちに「起雲閣ニ於ケル竹久夢二展」というポスターがあり
ガイドを見たら起雲閣は古い別荘・旅館だとのこと。
行ってみたら、とても素晴らしい大正・昭和初期の建築物でした
広い敷地に庭園を囲むように建物が並んでいます。
洋館もあり、古い離れのような和風の建物もあります。
増築や移築を繰り返したらしくて分かりづらい部分もありましたが
それぞれに風情があって素敵でした。
建物も夢二展の展示室も、長い渡り廊下でつながっています。
それらを見学した後で中庭に出ました。
既にお昼近くて陽射しが強く、写真を数枚撮って退散しました
庭園はお花が一番少ない季節だったみたいです。。
庭から見た建物(左が和風、右が洋館。ちなみに後姿は主人です)
クリックすると、洋館の窓を中から写したものが見られます。
これは離れ風の部屋の入り口。
多くの文人が訪れ、執筆をした人もいるそうです。
部屋の中も色々写真を撮ったのですが何故かここでは主人が
ドンと椅子に腰掛けていたりして・・・
洋館の暖炉やローマ風呂(!)とかも良かったんですけどね~
興味がおありでしたら、実際にいらっしゃるか、あるいは
起雲閣のサイトをご覧下さい♪
起雲閣は熱海駅から徒歩20分ほどだそうです。
上り坂ですから結構キツイ
途中で田舎(主人の実家と姉の嫁ぎ先)へお菓子を発送して
職場や友人へのお土産を買って早めに帰宅しました。
有名な梅園や美術館など見たかった場所はたくさん残っています
次回行くなら梅の季節かな~??