近頃、我が拙ブログへの訪問者・閲覧数の急増にビックリ仰天しておりますましたようやく、ここに至りミツマタが起因していることがわかりました。4日間、三重から離れていましたが、明日、美杉の石名原ではなくて、亀山市の坂本のミツマタの様子を見てきます。またご参考にしてください。美杉は三多気の桜を含め4月初旬ハイキングするつもりです。
本日は、前回の『錫杖ヶ岳・幻のルート』をもう少しレポートしたいと思います。
その日の昼過ぎ、登山口で伊賀のリピーターさんに偶然お会いした際、
錫杖ヶ岳をこよなく愛したTさんがお亡くなりになられたとの突然の悲報に信じられない思いであった。
お会いする度に、あの笑顔で鷹揚な物言いに私たちは押し包まれたものだ。
また、長年単身コツコツと登山道整備に従事してくれたお姿ももう見かけることもなくなってしまったのだ。
Tさん、心からご冥福をお祈りします。Tさんの功績を偲びレポします。
馬酔木の花が咲き始めています!
前方の尾根のすぐ上が山頂です。
実はこの尾根を見つけることができずに、その隣の小さな尾根に取りついてしまったのでした。
9合目の上あたりですが、アルミの杭は先年の台風で大木が倒れそれを支えていたものです。
朽ち始めた大木を危険と察し、切断したのですね。この階段も、すぐ先の可愛い階段もすべてあなたの心がこもっています。
山頂直下の数段に及ぶ岩場です。
数年前まで右の一枚岩壁をフィックスロープでよじ登るしかなく、家族登山には不向きな箇所でした。
それを誰も思いつかなかったルートを一人でみんなに知られずこっそりと作り上げてしまったのでした。
従来の壁を右手に直進し、絶壁にナント 橋を架けてしまったのですね
よくお考えになられましたね・・・私ども凡人にはとてもまねできない芸当ですよ
さすがにこれを設置した時には大勢の手がかかったと思いますが、不思議とそのことは話題になりませんね。
まさかお一人で・・・
そして橋を渡り右手のコブから
この尾根を発見したのは御見事でした! 誰も気づかなかったのだから・・・
ただの細尾根をこのように削りロープを渡し子供でも登れるようにしたのです。
当に、Tルート
山頂祠の左手から山頂を望む。
・・・誰もいません・・・
振り返ると足元に幻のルートが笑ってた
ココを登ってきた人を見かけたことがない
錫杖湖
伊勢湾が霞んでいる。
逃げずにじっと睨めっこでした
アカタテハ君、あなたは( ^ω^)・・・
16時過ぎとなり下山開始
山頂下の分岐テラス・・・これもTさん作だね。
さあ帰りもTルートだ!
切断した後片づけのタイミングを逸したのですね?
あらためて故人の功績を偲びつつ、心からご冥福をお祈り申し上げます。