仙ケ岳登山 下山編 2019/5/16(木) 晴れ、ソロ
坂本棚田(7:00)~仙鶏尾根~(10:30)仙ケ岳東峰~西峰山頂(11:15)~南尾根~(14:25)坂本棚田
仙ケ岳は滋賀と三重のほぼ県境の山で、二つのピークを持つ美しい双耳峰だ。
「鈴鹿の双耳峰」と言えば、山好きなら誰もが雨乞岳と当山を想起することだろう。
双方を望むベストアングルを問われれば、雨乞岳ならイブネ、仙ケ岳なら入道ケ岳と私なら答える。
両ピークを繋ぐ吊り尾根の様相はかなりの相違点がある。雨乞岳は見渡す限りの熊笹帯で見る限り女性的な感じだが、
仙ケ岳はヤシオやツツジなど灌木帯で男性的な印象を受ける。
さて小一時間、西峰で山岳風景を楽しんだあと復路は南尾根を選んでみた。
下山後駐車地までの長い林道歩きを想うと億劫だが、背に腹は代えられん。再度あの厳しかった往路はゴメン被る
んな訳で下山ルートは南尾根としたが、まもなくミスチョイスに気付くが戻るには遅きに逸していた
下山Start
東峰直近の仙の石の横から南尾根を望む。先ずは右下のピークへ。
シロヤシオ
近づくと結構な迫力だ。直登路と左巻道があったが、もちろんピーク狙い
ピークの先は絶壁のため引き返し結局、トラバースすることに
二つ目のピーク(コブ)から振り返ると先ほどのピークと東峰が望まれた。西峰は隠れている。
↓ 仙の石
ウヒョッ、ココ降りるの 4~5mの垂直の壁を降りると細い通路ができていて・・・
・・・また、ダウン
そして岩壁基部は安心禁物!ザレ道でスリップ注意 鞍部からまた次のコブへ・・・
樹木でおおわれていると思っていたけど( ^ω^)・・・
まだまだこれからって感じですね。
次の小ピークは仙の石みたいな石の脇を通って・・・
これまた一風違ったピーク。
こりゃ、益々手強くなるぞー!
最初の大岩壁以外はすべての尾根上ピークを外さずに越えてきて、これ以降も同様であった!!!
これらの岩峰を一つ一つ乗り越えていくのだ。
普通は、左右いずれかに巻き道があるものなんだが、南尾根は頑固に乗り越えさせる。 この向こうは?
ピークから先道がない!と思ったら、岩壁下に猫額のテラスがあり踏み跡確認。しかしその後は・・・?
ワオー 岩壁を背に周囲のルートファインディング
あった!右壁基部
テラスで一服 第二名神を左に目で追うと坂本棚田
が望まれた。私が今乗っている尾根は駐車地には向かっていない!
さあ早く降りちゃおう。細心の注意を払ってね
もっとも集中力を要した難路
さてどこから?
ついに、分岐点となる。険しくも楽しかった尾根とのお別れだ。
ちょっと、直進して滝谷不動明王へお礼参りに立ち寄っていきましょう。
滝谷不動明王
元は摩崖仏が彫られていたのではないかなあ!? 背後の壁にそれらしき痕跡が・・・?
お参りした後分岐点に戻り激下り。ずうっと、ロープが張られていた。
登山口へ向かう。
林道へ着いた。 (13:15)
正面の山は石水渓キャンプ場裏に聳えている鬼ケ牙だろう。
ここから眺める南尾根は穏やかそのものだった。
あの小高い山の向こうが坂本棚田駐車地だ。 (13:52)
茶畑の中の道を往く。一番奥の峰々がこの日歩いた稜線だ。
第2名神
東海自然歩道を椿神社方向へ向かう。
いよいよこの山を越えれば坂本棚田だ。この道は初めて通る・・・
ヤマップの地図ですが、編集するのを忘れました(笑)
活動日 : 2019/5/16(木)07:00~14:24
活動時間 : 7時間25分
活動距離 : 12.5キロ
消費カロリー:3,627Kcal
高低差 : 823m
累積標高上り/下り : 1,169m/1,176m
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