まるぞう備忘録

無題のドキュメント

自己肯定感3。 正義を振りかざして怒る人。

2022-10-02 10:08:26 | 今日のひとり言

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2日。【9】




社会の振り子「しばらくは極端化が進むかも」

 社会の空気を観ていると、不寛容な人が増えているというニュースが散見されます。
 しかし先日の国葬報道をみても、日本人の大部分は善良なサイレントマジョリティなのじゃないかと思います。

 これと同じ様に社会で「不寛容な人」が増えているのではなく、「これまで不寛容だった人が極端になってきた」という傾向なのではないかと思います。



「このタイプの人は自分の信じる秩序やルールを否定されると激しく怒り出すので、」



ルールに縛られる人」の怒りとは?
「〇〇すべきだ」「○〇であるべきだ」という思考に縛られている人は、そのルールが誰かによって破られたり無視されたりしたときに強い怒りを感じます。

「こうあるべきだ」という秩序やルールを絶対視しているため、組織や社会の秩序をかき乱す者に対して「アイツはけしからん」「この行為は絶対に許せない」といった感情を抱いてしまうのです。

たとえば、「昔からこれが正しいと決まっているんだから仕方がない」「いつもこの手順を踏んでやっているんだから、面倒でも従わないとダメだ」と日頃から思ってはいませんか。このように、昔から守られてきたしきたり、慣習、ルール、手順、社会常識、倫理観、道徳観、決まりごとなどをかたくなに遵守しようとするのが特徴です。

そして、秩序を守ろうとしない人や定められたルールから平気ではみ出していくような人に対して怒りの矛先を向けるわけです。

つまり、よく言えば、ルールや規律を重んじるまじめな優等生、悪く言えば、少しの違反も見逃さない融通のきかないカタブツです。頑固で意地っ張りであり、とくに「〇〇であるべきだ」という自分の価値観や信念に関しては、そうそう揺らぐことのない自信を持っています。また、自分の非を認めようとせず、他人の言葉に耳を貸さない傾向も目立ちます。なかには、「秩序を守っている自分が100パーセント正しい」「秩序を守らないアイツが100パーセント悪い」といったように、最初から善悪を決めつけてかかっているような人も少なくありません。

ちなみに、このように「善か悪か」「正しいか間違いか」「勝ちか負けか」「100かゼロか」と、物事を両極端に仕分けして考えてしまう思考パターンのクセを、精神医学では「白黒思考」と呼びます。すなわち、白と黒の中間のグレーゾーンで妥協することができず、白黒をはっきりさせないと気が済まない考え方です。

そして、この白黒思考をしていると、ルールを守ることによりいっそう厳格になり、ルールを守らない人たちを否定したり排斥したりする傾向が顕著になっていきます。

ときには、まるで取締官のように厳しく違反者を見つけ出し、その違反者を容赦なく叩くようになっていくケースもめずらしくありません。

正義」の名のもとに…
ネット世界(とくに匿名で投稿できるSNSサイト)では、「ルール違反をした人」や「社会常識や倫理から逸脱する行為をした人」を見つけ出して、その人を容赦なく叩く傾向も見られます。

たとえば、あおり運転でニュースになった容疑者をネット上で捜索したり、ツイッターで不道徳な発言をした有名人を痛烈に批判したり、不倫が発覚した芸能人を完膚なきまで叩いたり……。そうした中には、汚い言葉で相手を誹謗中傷しているものや、「いくら何でもちょっと行きすぎなんじゃないの?」というくらい激しく相手を責め立てているものもあります。

まるで、「不道徳なことをしているやつはいないか」「社会のルールからはみ出した行為をしているやつはいないか」と常日頃から監視の目を光らせてパトロールしているよう。秩序やルールに逆らった者を見つけようものならタダではおかず、容赦なく非難の言葉を浴びせかけるケースも見受けられます。

このように「社会のルールに違反した行為」や「正義や道徳を逸脱した行為」をあげつらう人たちは世界中どこにでもいて、アメリカでは「ソーシャル・ジャスティス・ウォーリアー」と呼ばれています。

直訳すれば、「社会正義の名のもとに闘う人」。
ただ、この「ソーシャル・ジャスティス・ウォーリアー」という呼び方は揶揄的に使われるケースがほとんどで、「安っぽい正義感を振りかざして、独善的な考えで他人を攻撃する人」といった意味が込められています。

「〇〇であるべきだ」という考え方に縛られている人には、正義感が強く、「社会的正義」や「世間の常識的な倫理観」を振りかざして他人を非難する傾向が目立ちます。すなわち、「世間の多くが『こうあるべきだ』と思っていることなんだから、当然それを破ったやつが『悪』であり、自分は『正義』なんだ」という考えを持っていて、「自分は『正義』の名のもとに『悪』をやっつけているんだ」という思いで攻撃をしている人が少なくないのです。

さらに、こうした人々には「ルール違反をした者は罰を受けて当然」と考える人も多く、「ルール違反をした『悪者』を断罪してこらしめてやろう」という思いで、いっそう糾弾をエスカレートさせていくケースもあります。

しかし、何が正義で何が悪であるかは、個々人の立場や物の見方によって大きく変わるものです。

その人が振りかざしている「正義」や「常識」のことを、誰もが正しいと判断するとは限りませんし、その人にとっては「正義」であっても、他の人にとっては「身勝手でハタ迷惑な言いがかり」を押しつけているようにしか感じられない場合もたくさんあるでしょう。

つまり、「間違った正義」や「間違った正論」を振りかざす「ソーシャル・ジャスティス・ウォーリアー」も決して少なくないということです。なかには、そういう(間違った)正義・正論を「都合のいい大義名分」にして、確信犯的に相手へ攻撃を仕掛けている「ウォーリアー」もいます。

とにかく、このタイプの怒りは、ときとして暴走しやすいということを覚えておきましょう。秩序やルールへの愛があまりに強いと、その愛への執着は往々にして執拗な攻撃へと変わっていきやすいものだからです。

相手が秩序愛が強いタイプの場合の対処法
正義や正論を自分の怒りのバックボーンとしていることが多く、あらかじめ周到に理論武装をしていることが少なくありません。そういう相手に「論戦」で対応していくのはけっこう厄介です。

考えてみてください。このタイプには、自分の考えをかたくなに曲げようとせず、他人の話にろくに耳を貸さない人が少なくありません。そんな人に対して「『あなたにとっての正義』と『わたしにとっての正義』は、まったく違うものなんですよ」というところから話を始めなければならないとしたら、それは途方もなく骨の折れる作業になってしまいます。

ですから、真っ向から論戦をするのは避け、うまく妥協ポイントを探りながら折り合いをつけていくことをおすすめします。

相手はルールに従うようにこちらへ要求してくるのですから、とにかく相手の話に耳を傾けて、認められる部分は認め、共感できる部分は共感して、「あなたのお考えはわかりました。では、これからはこの点とこの点を改めるようにします」といった具合に譲歩するのです。

もちろん、相手に全面的に従わなくても構いません。相手の反応を見てこちらの言い分もそれなりに話しつつ、お互いに角が立たないような「折り合える着地点」を見つけていくといいでしょう。

このタイプの人には理論家が多いので、ある程度相手の要求をのみつつ、理論的に話を進めていけば納得してくれることが少なくありません。

とにかく、このタイプの人は自分の信じる秩序やルールを否定されると激しく怒り出すので、くれぐれもその点は刺激しないよう注意してください。そのうえで、なるべく感情を抑えつつ冷静に頭を働かせながら、折り合いをつけるようにしていくといいでしょう。
https://diamond.jp/articles/-/281021




人を攻撃している間だけ自己肯定感が満たされる。

 自分は正義だという御旗の元に、人を支配することが自己肯定感の満足になった人が多いのではないでしょうか。

 そして、今回の記事の最も書きたかったこと。これからそういう人に遭遇したならば、「自己肯定感の奪い合い」という土俵には乗らず、大人の対応で距離を開けることは有効だと思います。



勉強になります。

 国葬反対していた方のインタビューを観ていると、声高に反対されている方は、どの方も目が三角になっておりました。なるほど。いろいろ勉強させて頂きます。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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最近は、年をとったので、人のぜんこうを祝福いたします。

→ ありがとうございます。

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午前中は、栗拾いでした。栗ご飯、渋皮煮、マロングラッセ、いろんな料理が出来ますね。職場関係の方々を家に招いて食事会を計画しています。田舎料理です。その中にたまにぶつかる上司も入っています。仕事を離れたから、話が面白い方です。今日のまるぞうさんの記事を読んで、やはり自分に優しく、自分を労う事は大切と思いましたよ。

→ ご馳走さまです。ありがとうございます。

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4,他人を否定することで一時的に得られる自己肯定感。

私もこういう方が益々増えてくると思います

同じ土俵に立たない、静かに離れる
ようにしても
(多くの対処方法がこれで終わるんですが)

質問はここからですが
それでも粘着され向こうから執拗に
追い掛けてくる場合
どうしたらいいと思いますか?

→ バランスをとりながら距離を置く。言葉では簡単ですがなかなか難しいので「大人の対応」と表現されます。

・相手を刺激しない。
・毅然と対応する。

この相反する二つのバランスになります。

ただ、この方はもう○○行きの電車に乗った方ですから。お気の毒だなと思います。本当は途中下車して逆方向の電車に乗り換えたらいいのにと思います。

そういう視点で事象を観ると、同じ土俵に引き釣りこまれずに済む役に立つと思います。そして同じ土俵にのらなければ、上記の二つのバランスの大人の対応がとりやすいことと思います。

逃げないこと。しかし距離は開けること。気がついたら自分の目の前からいなくなっていたとなるから。自分の大人の対応力を磨く機会だと思います。

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備蓄の量はどのくらいがいいか考えがまとまりません。インターネットでは10年という数字もあって、一人暮らしで野菜を育てる自信もなし、1年半で私は足りるのか、静観する時間はあるのか、まるぞうさんはいつまで食料危機が続くとお考えですか。自己判断が基本ですが、こんな話をする人もおらず、もし、宜しければ、何かの機会に載せて頂ければと思います。ブログ、ありがとうございます。

→ 自分の生活で無理のない範囲の中で、その上限を備蓄するのが良いと思います。
実際に何年役に立つのか、どれだけの人を助けられるのかは、正直計算しても現時点では意味がないと思います。

・平和な時節(今のことです)では、その時点で備えられるものを備える。(無理しない備蓄範囲の上限の量)
・災害災難の時は、その備蓄で未来の自分や家族や縁ある人を助けたい。
・それでもダメ(足りない)ならでもその時の生きる本能とハングリー精神でその状況を生き抜く。
・それでもそれでもダメでこの世を離れることがあるなら、それはそれで仕方ないです。だってそれは遅かれ早かれだから。

私の考えは「無理しない範囲の上限の備蓄」です。

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・きょうからネット中傷の犯人特定が迅速に 発信者情報の開示手続、留意点は?10/1(土)
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6440342
「改正プロバイダー責任制限法」が施行へ。
世の流れを静かに観ていきたいです。良心に従うだけではなく、読む方へ誤解のないように言葉を尽くすよう私も努めたいと思います。
>ネット中傷の犯人特定が迅速に行われるようになる。発信者情報の開示手続が簡略化されたためで、改正プロバイダ責任制限法の施行に基づく。侮辱罪の厳罰化と併せ、法的責任の追及が活発化するだろう。

→ 一部の正義中毒の人の暴走が社会問題になった結果だと思います。

極端な正義中毒の人の心の中は、満たされない「自己肯定の飢餓感」なのかもしれないです。
人を叩いて自己肯定を得るのではなく、人から感謝されて自己肯定を得る。あるいは、人からの評価は関係なく、自分自身の生き方で自分自身を肯定する。そういう列車に、いつでも路線変更できる。人生旅鉄の素晴らしいところであると思います。

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・100分de名著~知里幸恵“アイヌ神謡集”最終回「アイヌの世界観」Eテレ (再)10/3(月)午後1:05~1:30
「序」悲しくも素晴らしい知里幸恵さんが未来に託したメッセージ
没後100年が経ちどれくらいの方に届いたのだろうかと思うとやるせなくなります。私も知らなかった。知ろうともしてこなかった。
私は関東出身で、身近に接した方にもアイヌの方はおりませんが、歴史を知る事は大切な事です。人間を理解することにつながると思います。

→ このシリーズ興味深く拝見しています。
本来は「魂の豊かな人」「魂の貧しい人」という意味が「お金を沢山持っている人」「お金のない貧乏な人」というように変化していた。アイヌ語そのものは変わらないですが、日本語に訳す時にそういうように訳されていた。という可能性についても。

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なのに、ちっぽけな私は時々他人とぶつかります。。。地球に見倣いたい。

→ 銀河同士の衝突と同じです。ちっぽけな私と大きな大きな銀河は変わらないのです。

この銀河同士の様子は、私達の人生におけるあなたとAさんの衝突と同じに観えませんか?全ての時間と空間はこの瞬間ここにあるという「まるし力学」的に。

衝突して消えるものもあり、衝突して生まれるものもある。そうです。

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