語る城門「大戸」BIGDOOR正門

昭和38年製Bigdoorオヤジが身辺10m範囲の出来事を哲学したり雑学したりします。老後の楽しみ1つみっけ。

「る」 類は友を呼ぶ、プラス志向の職場モラール

2005-03-30 22:18:42 | Weblog
「る」 類は友を呼ぶ、プラス志向の職場モラール
・雨、曇り、晴れ、みな良い天気


■ 日々是好日(にちにちこれこうにち)■

お客様からきついお叱りを受けて落ち込んでいるとき「今日は嫌な一日だった」とか、思いもかけない相手先から大量の注文が入った時「今日は良い日だな」と考えてしまいます。大雨が降った日、誉められた日、お金を手にした日、怒られた日、お金を無くした日…そんな感じで今日という日を良かった、悪かったと評価します。

また、「存在感がある豪傑」と「出しゃばりな乱暴者」、「物静かで真面目な人」と「陰気な堅物」、「自由度の高い職場」と「秩序のない職場」。いずれも同じ人物や組織を評価した言葉です。このように見方一つ、好感を持つか否かで大きく評価が分かれます。

これらは、損得、優劣、好き嫌い、可否、是非に偏り、拘った考えに起因しています。禅宗に云う「囚われている」状態の思考です。

「日々是好日」とは中国で9~10世紀にかけて活躍した禅僧、雲門文偃(うんもんぶんえん)禅師が唱えた悟りの境地を指した言葉です。万物の事象に「拘らず」「囚われず」、日々を只ありのまま受け取り楚々と暮らすことを示しています。

すべては心の置き所ひとつです。拘りや囚われと決別して毎日をただひたすらに生きれば、全てそれは素晴らしい一日。

「楽しい一日だったな」と一言つぶやけば明るく元気な気持ちが湧いてきます。

そんな人のいる職場に人も情報も集まります。その人は今日からのあなたです。


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