Roberto_De_Lozano-Tango Argentina in SHIBUYA

正直言ってこんな素晴らしいイベントをいつのまにプロデュースしていたのか？否ひとりじゃできなかった。関係者に皆さんに頑張って貰ってやっと実現の運びとなった。終わってみてこのイベントに係われたことを誇りに思うと同時に感謝の念で一杯です。

ここのところ「渋谷のイベント！」にご縁があるみたいでして…。つい先日まで豪州人ギタリストのケビンのライブのブッキングと各種手配で１ヶ月ほとんどのエネルギーをつぎ込んでいました。

そんな状況下で若年性パーキンソン病患者の支援ＮＰＯ法人「オズ会」に交流会の企画を頼まれた。「会費収入だけから捻出する経費では立派な交流会を開けない。」けれど「そこを何とか」せいという。
聞けば母校の先輩が主宰しているらしい。「『７０生（ナナマル）？』…スゲー先輩だぁ、「神の領域」だぜーまじで。（この辺は飛ばして読んで下さい）

場所は、渋谷道玄坂の「貸会議室フォーラム・８エイトの７階」 開演１８：３０

１２：３０　気合いを入れようと早々会場入り。楽屋での打ち合わせ。久しぶりに会った「アミーゴ！ロベルト」と情報交換～会場セッティング～サウンドチェックにちょっぴりサポート。

New Face は今回司会進行役をかってくれた女性デュオ「せなみな」　ニューミュージック？系オリジナルを披露してくれた。のちに楽屋での印象と飲処での実態のギャップにちょいと驚いたが、可愛く魅力的な小姐であることにかわりはない。

「Roberto De Lozano　＆　MAKO」は、「上手い！」。プロなんだから当たり前といえばそうだが、先だって観た日比谷公園でのライブより数段上のパフォーマンスだったと思う。特にMAKOさんの巧さに感激した。野外と屋内とＰＡの差分を斟酌しても「ブラ－ビ！」。ロベルトは振戦が出てギター伴奏はかなりきつそうだったが、やり抜いてくれた。「プロフェッショナル」を見せてくれた。

日本屈指のアルゼンチン・タンゴペア「シンゴ＆アスカ」のお二人と超絶ベーシスト「小川誠さん」は何度も同じステージにたっているので、安定感を欠くことなく素晴らしいコラボレーションを展開、と思いきやいつもよりハイテンション＆ハイレベルの「気合いの入った」パフォーマンスを見せてくれた。

鳥肌もの…若者用語にいう「ハンパねー、超すげっ」！おそらく会場にいた観客も同じように伝わったと思う。さすがトッププロ、フロアカーペットに脚が引っかかりかねない悪条件でも難なく自分たちのダンスを届けている。そしてまさに文字通り、「固唾をのんで」「眼を見開いて」「無心で」「食い入るように」オーディエンスは見守っていたというた感じでした。


◆パーキンソン病と闘い、歌い続けるロベルトのコンサート
「ロベルト・デ・ロサーノとアルゼンチンタンゴの夕べ」◆
■出演
　Roberto De Lozano&Mako
　シンゴ＆アスカ（日本屈指のタンゴペア）
　小川誠（ジャズベーシスト）
せなみな（瀬名香月＆涼北美奈）
■日時　2010年 11月27日(土）　開演18：00〜閉演20：00
■会場 フォーラム・エイト773号室 　東京都渋谷区道玄坂2-10-7　新大宗ビル7F