語る城門「大戸」BIGDOOR正門

昭和38年製Bigdoorオヤジが身辺10m範囲の出来事を哲学したり雑学したりします。老後の楽しみ1つみっけ。

ご近所のご主人が鬼籍に

2006-01-11 21:53:20 | Weblog
 ご近所のご主人が膵臓疾患で他界した。電車で一駅の斎場のお通夜に参列したが、私はこの方とは一面識もない。同じマンションに住んでいるという点が共通。
 しかし、奥様とは娘の通うミニバスケットのコーチとして大変お世話になっている。と言ってもごく最近口を利く程度で実家が近所で年齢も近いことしか知らない。
 でも、彼女の働きぶりには脱帽していた。2つも3つも仕事をこなし「じっとしているのが、耐えられない」とよく言っていた。
 そんな元気印の人が憔悴しきった姿で喪主を務めるお通夜に行くのは気が重かった。第一正直言って掛ける言葉もみつから無かった。
 お通夜の式場で、並べられた献花の書き込みを見て、色々なことが分かった。私と同じ業界の人で市場ではガチンコのライバル会社に同じ様な職種でお勤めであること。享年で同級、たぶん組合活動を頑張っていたであろうこと。穏やかでジョークの好きそうなご尊顔から多くの人々に好かれていたであろう事などなど…。
 あと一週間早く出会っていれば、きっとお互いの仕事に関わる裏話や地元の話題で盛り上がり、子供自慢に華を咲かせて酒を酌み交わし、良い友人に成れたはずだったのに。惜しい人を亡くした。合掌。


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