永島浩之サマーＬＩＶＥ～ツユダク３９～

【永島浩之サマーＬＩＶＥ～ツユダク３９～】2006/08/26鶴見CLUB-TOPS

いつもながら最高のステージ・パフォーマンスを堪能させて貰いました。今回楽器の位置を変更&ポジションチェンジにも驚きましたし、ハモンドのあまり歪ませていない？ストレートな音にも感動しました。シンちゃんのドラムの切れ味も今まで聴いた中で一番良いし、中チャンの控えめに目立った安定感？も好みですが、一番驚いたのはボーカル永島君の歌唱力です。音が出ているというか、鳴っているというか当たり前だけれども「上手い」。いつもなら無理に根性で歌い上げる終盤（それはそれで美学ですが）もキッチリ歌い上げてくれました。ボイストレーニングの成果が！

バリトラのレスポールを抱えたギターの大ちゃんも音作りに大いに拘りを見せてくれて良かった。たまに使うサブギターのストラトはピッチが不安定みたいだし、やはりレスポール一本で仕切る方が良いと思う。特に彼が使っているカスタムショップ製レスポールはフロントＰＵの音とリアＰＵ音が非常に個性的でフロントＰＵで弾くリフやソロパートは素晴らしい「矩形波」を生みだしてます。
永島君がリハで指摘したようにピッキングニュアンスでしょうがファーストアタック音にやや難があったのとリズムが若干、後ノリだったくらいで結構ノリは良かったかなと思います。どうせならWHOのピート・タウンジェント風にパワーコード一発弾きで「ギャジョーン」みたいなバッキングのバリエーションが欲しくなりますねぇー

オヤジさん鹿島大兄のポジションはまさにキングクリムゾンのロバート・フィリップ大先生と同じ位置関係で収まりが良いんじゃないでしょうか？今回は「ハードロック暴走連鎖」もなくて落ち着いた印象が強いですね。

「ハードロック暴走連鎖」は…ＤちゃんボリュームＵＰ！Ｓちゃんも「付き合うぜー」、Ｋ君も「オーレも参戦！」…「困るよなー、ショウがないナー」のＣチャン。。Ｎ島くんのライブで時々見かける大好きな化学反応！

【要望】一点だけ聴く側ファンの立場として、メンバーのソロ回しのステージングに一言。「プレイのつなぎに２小節空けて頂戴！」
今まで首を長くして待っていた各々入魂のソロ演奏！「ちゅーチャン、弾くねぇー、いいねー…ヒューヒューかっちょいい、拍手拍手」…って思ったら、いきなりシンちゃんのソロ！「よっドっコドッコ来ましたネー、素手で叩いてー」って拍手しようとするとオルガンが「がぎゅーん…」。

おネーさん方は「きょとん？！」です。誉める合間を下さい！１小節でもいいから。それにもっとソロ演奏を聴かせてくれー