「か」 「確認の積み重ね」がセールスの極意

「か」　「確認の積み重ね」がセールスの極意
・「お話のポイントは○○ですね」と念をおす


　確実な仕事をするためには聞いた筈、言ったつもり、のやり取りは厳禁です。メモを残すことも大切ですが、相手の言ったことを復唱するだけでもお互いの確認になります。商談の要所要所で確認をしても失礼には当たりません。

　提案営業では如何に相手から情報を引き出すかが重要なポイントですが、間違った情報には何の価値もありません。「活きた情報」を仕入れましょう。

　誤解や間違いも極初期なら一つ二つボタンの掛け違いを直せば大きな問題にはなりませんが、時間が経てば経つほど修正のポイントも増え、難易度もアップしていきます。後々、悔いることのないよう確認を常に心がけましょう。

　とは言っても相手の言質をとる為に畳みかけるような「詰問型」で商談に臨むのは絶対避けるべきです。

　セールスのもっとも大切なことはモノ売ることよりも、実はモノを売った代金の回収です。とかく現金取引が喜ばれがちですが、そこで最重要なことはお金を「確認＝数える」こと。金融機関の梱包でない限り、必ず数える癖をつけましょう。それも相手の目の前で確認します。手形などの取り扱いも同様に厳重に確認します。日頃から馴れておきましょう。