両毛線のお召し、本番の日がやって来ました。
最初は東北本線で回送を撮影しましたが、通過直前に曇ってしまい、誠に残念な結果でした。
カメラをセットした頃は絶好の日差しでしたが、あっという間に雲が湧き出て、しかも太陽だけを隠すような雲...コントラストの低いポジを無理矢理現像しましたが、色がイマイチです。
東北本線 白岡~新白岡 回9001レ
気を取り直して両毛線へ...
既にもの凄い人出ですが、何とか潜り込んでサイドから...
晴れたり曇ったりの猫の目天気でしたが、通過時は何とか日が射しました。
両毛線 大平下~岩舟 お召し9002レ
何れも1996年10月24日撮影
特に、お召し列車ともなると、磨き上げられた編成だけに、良好な光線で撮りたいです。
両毛線で日が差したのは何よりです。
それにしても見事な藁ぼっち、数が半端ないです。
1枚目はカラーバランスが崩れているようですので、いっそのことモノクロ化という手も、、、
東の空は雲が全然無かったのですが、突然沸いてきて、しかも太陽を隠すところだけ...
日頃の行いの結果か、はたまた誰かの怨念か...(笑)
両毛線内は多分晴れ男が沢山居たのでしょう。
稲は刈られていましたが、わらぼっちが沢山有って絵になりました。
モノクロ化も一応やってみたのですが、やはりコントラストの低い写真は冴えませんね。(/_;)
さて当日、8時過ぎには思川に到着して小山方の築堤へ向かいます。既に撮影に適した道路は人でびっしり。幸い道路横の畔なら入る余地があり、通過する115系を撮影しつつ本番を待ちました。周囲から詳しい復路の時刻や沿線には○○○○(超有名人)が撮影に来ているといった情報が漏れてきており、十数年ぶりのロクイチお召がいかに凄いことかを実感。
いざ本番。遠くにオレンジの一灯が見えると周囲がシーンと静まり返ります。やわらかな日差しのもと、しずしずと進むお召列車と無数のシャッター音。四半世紀の時を越えても、記憶が鮮やかによみがえります。
後日、祖母の家に往路の写真を大きく伸ばしたものを飾っておいたところ、ご近所のお婆さんが「天皇陛下がお乗りになる列車」と手を合わせていた話を聞きました。まだまだ、そういった世代の人々が元気だった時代でしたね。
というわけで復路の件は収まりませんので、補遺であらためて。
失礼いたしました。
往路は小山~思川でしたか。
沿線は何処も人出が半端では無かったですね。畦道に並んだカメラマンの写真を撮っておけば良かったと...