あれは,あれで良いのかなPART2

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渡辺氏自民党離党へ!政界再編の引き金となるか?

2009年01月13日 01時13分32秒 | 政治・選挙
自民党の渡辺喜美氏が13日に自民党を離党する見込みとなりました。天下り緩和政策に対する提言を黙認されたことなど,麻生内閣では公務員改革が実行できないことや,党利党略による政策に納得できないことなどが理由とのことです。
しかし,現時点では,渡辺氏に追従する動きはないとのことです。

渡辺喜美氏13日に離党 政策要求「首相が黙殺」(共同通信) - goo ニュース

渡辺新党になるか,それとも単なる一時無所属か?

渡辺氏の離党は,ある意味ではすでに織り込み済みでした。したがって,官邸サイドでもさほど大きな問題としてとらえられていないようです。
また,追従者が予想に反して全くいませんが,最大の理由は,やはり「公認候補になるか,それとも刺客を送られるか」の天秤をかけたとき,「まだ公認の方がまし」という思いが強いからではないでしょうか。公認を受けることによる金銭的問題もさることながら,やはり前回の郵政民営化選挙により,「刺客トラウマ」が多くの議員にあるのでしょう。
とはいえ,水面下ではどの程度動きがあるのか分かりません。一説には,「自民党敗北を踏まえて,リスクヘッジとして離党者が相次ぐ」とも言われていますが,野党サイドとしては,単なる離党者や自民党離党者のみの新党は,いずれも「自民党とみなす」という選挙戦略で攻めてくるでしょうから,この戦術も有効とはいえません。

一方,民主党はどうでしょうか。菅氏あたりの動きはまだ微妙なところですが,若手議員を中心とする「小沢アレルギー組」が渡辺氏にどのように接触してくるのか,注目です。

とはいえ,今回の離党,私見では「政界再編までのビッグウェイブにはならない」と思います。公務員改革と定額給付金くらいがテーマだと「小さい話だなあ」となってしまうからです。やはり,もう少し食いつきが多い「大きなテーマ」がないと,離党してまで集まっては来ないでしょう。
もう少し,様子を見ましょう。そして,渡辺氏の動きも,本当に「国民のため」なのか,見極める必要もありそうです。

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