ここ数ヶ月,まともに記事を書く暇がありませんでした。そんな中,ちょっとだけ時間が取れましたので,ここらで全く毛色の違う話をしたいと思います。
「家電芸人」が何かと話題になっていますが,私も実は「自称家電芸人?」なのです。でもって,ここ数日は久々に都内の大手家電量販店をハシゴして,楽しんできました(見るだけですが)。
そこで,年末年始にいろいろ家電を買う計画を立てている方が多いと思いますので,雑談的なノリで家電の賢い買い方について書いてみました。もちろん,いつものとおり主観バリバリですので,ほんの参考程度にしてもらえれば幸いです。
1 いつ買うか
家電はいつごろ買うのがよいでしょうか。
値段的な話からすると,年末(12月23日~31日)がかなり安くなります。もちろん,正月商戦も結構安いですが,どちらかというと正月商戦は限定品の場合が多いです。
次に,家電の機能の関係から買い換えを検討している場合,買い換え時に悩むこともあります。
これについては,家電芸人の徳井さんが2002年モスクワ学会で主張した(もちろん,冗談ですが!),「買いたいときが,買い換え時!」のとおりだと思います。家電は,永久に進化します。進化が止まるのを待つと,なかなか買い換えるタイミングが見えません。
だからこそ,「買いたいとき」で十分なのです。
2 どこで買うか
おおざっぱに言うと,次の方法が考えられます。
・家電量販店
・個人経営のお店
・ネットショップ
基本的には,この中から気に入ったお店で買えばよいのですが,特に大型家電の場合は,次の基準で購入するとよいでしょう。
・とにかく安く買いたい方(保証なんてどうでもいいし,配線や配管などは自分でできるよ,持っている家電の引き取りなんかも関係ないっていう方)→ネットショップ
・安い方がよいが,基本的な設置くらいはお店に任せたいし,保証は充実させたい方→家電量販店
・購入した家電の使い方を一からちゃんと説明してほしい方→個人経営のお店
ちなみに,私の場合,小型家電はネットショップでいけますが,大型家電の場合は設置の関係と保証に重きを置いたことから,家電量販店で購入することにしています。
3 とにかく回る,どんどん回る
家電量販店の場合,各店舗でそれぞれ個性が違います。もっと言うと,同じお店でも営業店が違うだけで,値段やサービス内容まで違ってきます。
したがって,とにかく安く買いたい場合は,「家電量販店を回れるだけ回れ」っていう感じになります。もちろん,同じ家電量販店でも,隣町等に違う営業店がある場合は当然チェックするべきです。
そこで,チェックするべき点は次のとおり。
・お気に入りの家電の実物をチェック(ある程度候補が決まっている場合)
・店員にお勧めを聞く(全く候補が決まっていない場合)
・パンフレット(パンフレットが古い場合,やる気のないお店の推定が働く。)
・家電の値段(ポイント制度のお店の場合は,「形式的に支払う現金の金額」と「ポイント還元率」。ポイントの場合,値段表示が「実質価格」になっている場合があるので,注意すること。)
・お店独自の保証内容(5年間保証にする場合の追加料金の有無,保証内容など)
・付随費用(配送料,設置料の有無や,リサイクル料,工事代など)
・サービス(キャンペーンなどを行っているか否かなど。)
・店員の態度(意外とこれが一番大きなポイントになる。)
4 決戦は日曜日
ドリカムじゃありませんが,家電量販店が一番安いのは,スーパーの野菜と同じで,「日曜日の午後」です。個人的には「歌丸さんをお店で見ながら」くらいがちょうどいいのかな,って思います。
したがって,偵察は土曜日,勝負は日曜日,っていう動きがよいでしょう。
また,値切り方法ですが,私はあまり得意ではありませんでした。ただ,「客も店員も気持ちよく買う」というのが一番よいと思いますので,店員を恫喝したり,変な駆け引きや嘘の情報を出さないで,正直に自分の思いや情報を伝えた方がいいでしょう。例えば,ぐるぐる回った結果,A店が一番安かったが,他の条件からB店で買いたいな,と思ったときは,正直に「A店ではいくらだったけど,どう?」と聞いちゃうのです。それに対して,お店は正直にイエス,ノーを言ってきます。金額で無理なら何かサービス付ける等という提案が出ることもあります。
また,別の家電量販店の判子が押してあるパンフレットを見えるように脇に挟んでおく,なんていう技を紹介した家電芸人もいましたが,小心者で値切り交渉が苦手な方は,こうした地味は手法をとることもお薦めできます。なにしろ,店員からしたら,「こいつ,ライバル店チェック済みだな」って思われるからです。
5 価格コムの使い方
土曜日に偵察に行く際は,事前に「価格コム」等のサイトで,値段や口コミを確認するとよいでしょう。これで最低限の情報を把握しておけば,店員の対応が正しいか否か見えてきます。
ただし,価格コムに掲載された値段は,絶対的に量販店より安くなっていますので,「最安値価格」はあくまでも参考程度にして,むしろ「口コミ」を中心に検討する方がいいでしょう。価格コムに掲載された最安値の金額を量販店で提示しても,多くの場合,一蹴されます(前述のとおり,サービス内容が違いすぎるからです。)。
調子に乗って長くなってきましたので,続きは次回にします。
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「家電芸人」が何かと話題になっていますが,私も実は「自称家電芸人?」なのです。でもって,ここ数日は久々に都内の大手家電量販店をハシゴして,楽しんできました(見るだけですが)。
そこで,年末年始にいろいろ家電を買う計画を立てている方が多いと思いますので,雑談的なノリで家電の賢い買い方について書いてみました。もちろん,いつものとおり主観バリバリですので,ほんの参考程度にしてもらえれば幸いです。
1 いつ買うか
家電はいつごろ買うのがよいでしょうか。
値段的な話からすると,年末(12月23日~31日)がかなり安くなります。もちろん,正月商戦も結構安いですが,どちらかというと正月商戦は限定品の場合が多いです。
次に,家電の機能の関係から買い換えを検討している場合,買い換え時に悩むこともあります。
これについては,家電芸人の徳井さんが2002年モスクワ学会で主張した(もちろん,冗談ですが!),「買いたいときが,買い換え時!」のとおりだと思います。家電は,永久に進化します。進化が止まるのを待つと,なかなか買い換えるタイミングが見えません。
だからこそ,「買いたいとき」で十分なのです。
2 どこで買うか
おおざっぱに言うと,次の方法が考えられます。
・家電量販店
・個人経営のお店
・ネットショップ
基本的には,この中から気に入ったお店で買えばよいのですが,特に大型家電の場合は,次の基準で購入するとよいでしょう。
・とにかく安く買いたい方(保証なんてどうでもいいし,配線や配管などは自分でできるよ,持っている家電の引き取りなんかも関係ないっていう方)→ネットショップ
・安い方がよいが,基本的な設置くらいはお店に任せたいし,保証は充実させたい方→家電量販店
・購入した家電の使い方を一からちゃんと説明してほしい方→個人経営のお店
ちなみに,私の場合,小型家電はネットショップでいけますが,大型家電の場合は設置の関係と保証に重きを置いたことから,家電量販店で購入することにしています。
3 とにかく回る,どんどん回る
家電量販店の場合,各店舗でそれぞれ個性が違います。もっと言うと,同じお店でも営業店が違うだけで,値段やサービス内容まで違ってきます。
したがって,とにかく安く買いたい場合は,「家電量販店を回れるだけ回れ」っていう感じになります。もちろん,同じ家電量販店でも,隣町等に違う営業店がある場合は当然チェックするべきです。
そこで,チェックするべき点は次のとおり。
・お気に入りの家電の実物をチェック(ある程度候補が決まっている場合)
・店員にお勧めを聞く(全く候補が決まっていない場合)
・パンフレット(パンフレットが古い場合,やる気のないお店の推定が働く。)
・家電の値段(ポイント制度のお店の場合は,「形式的に支払う現金の金額」と「ポイント還元率」。ポイントの場合,値段表示が「実質価格」になっている場合があるので,注意すること。)
・お店独自の保証内容(5年間保証にする場合の追加料金の有無,保証内容など)
・付随費用(配送料,設置料の有無や,リサイクル料,工事代など)
・サービス(キャンペーンなどを行っているか否かなど。)
・店員の態度(意外とこれが一番大きなポイントになる。)
4 決戦は日曜日
ドリカムじゃありませんが,家電量販店が一番安いのは,スーパーの野菜と同じで,「日曜日の午後」です。個人的には「歌丸さんをお店で見ながら」くらいがちょうどいいのかな,って思います。
したがって,偵察は土曜日,勝負は日曜日,っていう動きがよいでしょう。
また,値切り方法ですが,私はあまり得意ではありませんでした。ただ,「客も店員も気持ちよく買う」というのが一番よいと思いますので,店員を恫喝したり,変な駆け引きや嘘の情報を出さないで,正直に自分の思いや情報を伝えた方がいいでしょう。例えば,ぐるぐる回った結果,A店が一番安かったが,他の条件からB店で買いたいな,と思ったときは,正直に「A店ではいくらだったけど,どう?」と聞いちゃうのです。それに対して,お店は正直にイエス,ノーを言ってきます。金額で無理なら何かサービス付ける等という提案が出ることもあります。
また,別の家電量販店の判子が押してあるパンフレットを見えるように脇に挟んでおく,なんていう技を紹介した家電芸人もいましたが,小心者で値切り交渉が苦手な方は,こうした地味は手法をとることもお薦めできます。なにしろ,店員からしたら,「こいつ,ライバル店チェック済みだな」って思われるからです。
5 価格コムの使い方
土曜日に偵察に行く際は,事前に「価格コム」等のサイトで,値段や口コミを確認するとよいでしょう。これで最低限の情報を把握しておけば,店員の対応が正しいか否か見えてきます。
ただし,価格コムに掲載された値段は,絶対的に量販店より安くなっていますので,「最安値価格」はあくまでも参考程度にして,むしろ「口コミ」を中心に検討する方がいいでしょう。価格コムに掲載された最安値の金額を量販店で提示しても,多くの場合,一蹴されます(前述のとおり,サービス内容が違いすぎるからです。)。
調子に乗って長くなってきましたので,続きは次回にします。
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