あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

選挙データベースシリーズ・寝た子を起こす

2005年08月22日 00時09分45秒 | 選挙全般
今回は,寝た子を起こす企画として,造反議員関係リストと年金未納議員リストを掲載したいと思います。
ただし,いずれも著作権の関係等から,リンク先の紹介に留め,このページでは補足説明をする程度に留めたいと思います。

1 郵政民営化造反関係議員リスト
  インターネット新聞JanJanのページ(こちらをクリックしますと,造反議員関係リストが掲載されています。)
補足:いまさら,郵政民営化反対者や欠席・棄権者のリストを表示しても余り意味がないような気もしますが,賛成反対を明確にする意味で,反対者及び欠席・棄権者を明確にしたいと思います(リストに名前のない自民党及び公明党議員は賛成です。民主党,社民党,共産党,無所属の議員は,特段の記載がない限り反対です。)
ここで一番紹介したいのは,当初郵政民営化反対を主張しながら本会議議決の火には賛成に転じたいわゆる「寝返り議員44人」です。JanJanのページに記載されているリストは,朝日新聞をベースにしているとのことでした。
寝返り議員の評価については,ポリシーがないからけしからんとするもの,総合的な判断能力があり政治家として優れているとするもの,別に他の議員と変わらないなど様々な考え方があると思います。これをどう評価するかは,有権者の皆様に委ねたいと思います。
ただ,こういう議員がいた,という事実を紹介するに留めました。

2 年金未納議員リスト
ウィキペディアのページ(こちらをクリックしますと,年金未納議員の一覧が掲載されています。)
補足:昨年の春先に連日マスコミが報じた「年金未納議員」ですが,その後どうなったかは全く報じられていません。いわば,自然消滅してしまいました。
そこで,あれだけ騒ぎになった以上,そのことを思い出してもらえればと思い,掲載します。
この情報は,ウィキペディアによりますと,2004年5月14日の読売新聞をベースにして作成されたものだそうです。
年金未納議員についてどう評価するかは,やはりいろいろな考え方があると思いますので,有権者の皆様に委ねたいと思います。
ただ,最初にも書きましたとおり,かつて毎日ニュースになっていたことだけに,忘れていた方はその頃のことも思い出してみてください。

3 選挙関係のニュースを扱ったページ
選挙情報専門サイト「ELECTION」
過去の選挙結果なども含めて選挙に関する情報がまとまっています。内容も,客観的な情報が大半を占めており,中立的な感じがします。
市民メディア・インターネット新聞JanJan
これは市民記者(ライブドアのPJのようなもの)が記載したニュースを掲載しており,選挙以外にもいろんな情報が掲載されています。
ただし,市民記者だけに記事の質にばらつきがあり,また必ずしも中立公正な記事とは限らない場合があります。

以上です。少しでも選挙の際の判断資料となれば幸いです。

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(8月23日追加)
今回のリスト掲載について,補足説明します。
郵政民営化反対議員及び寝返り議員リストは,争点といわれる郵政民営化保安について自分の選挙区の候補者がどのような考え方を持っているのか,またはどうのように考え方が変遷してきたのか等を選挙公報だけでは読み取ることが難しいであろうことから,過去の議員の態度を明確にしておくためにも,リンクを張ることにしました。
年金未納者リストについては,昨年連日報道された事項であり,かつ世論調査において有権者が最も関心のある事項は,「年金問題」であるということから,各候補者が書くであろう年金制度に関する公約の理解の参考とするため,リンクを張りました。

いずれについても,本文中で記載のあるとおり,あくまでも過去に報道された事実を伝えたのみで,これをどう料理するか(もちろん無視することも含む)かは,有権者の判断に委ねられます。
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選挙データベースシリーズ・各党マニフェスト

2005年08月21日 01時20分40秒 | 選挙全般
衆議院議員選挙に向けていろいろ書いていましたが,このブログの親元であるライブドアの代表取締役が出馬表明したことから,公職選挙法の趣旨に則り,ブログにおいて特定政党や候補者に関する記載をした場合,記事を削除する旨注意がありました(こちらがその記事です。)。
まあ,これについては,私は特定候補者や政党に関する記事を書くつもりは毛頭ありませんが,とらえ方によってはそのように感じて突然削除されるのもいやだなあ,と思い,今後は選挙情報については,極力客観的な情報のみを記載することにしました(これもライブドアブログを選択した私の自己責任です。)。

そこで,今回は主要政党から出そろったマニフェストについてリンク先をまとめたいと思います(新党は発表されていませんが,出次第追加したいと思います。)。併せて,斜め読み程度の雑感(内容ではなく形式的な面の話が中心です)を加えたいと思います。
なお,各党の具体的なマニフェストについては,それぞれのリンク先を参照してください。

自民党:「120の約束 政権公約2005」
雑感:120の超大作で,読み応え満載です。政権与党としての自覚と責任に基づいて作られたものという感じがしました。ただ,せっかくの大作を有権者が理解できるよう,できれば早くダイジェスト版を作ってください。

公明党:「日本を前へ。改革を前へ。」
雑感:唯一,前回の自分のマニフェストに対する進捗状況などを評価して記載してある点は,非常に高く評価できます。その評価が正しいか否かは,各有権者が判断することになるでしょう。

民主党:「2005年 衆議院選挙マニフェスト 政策各論」
雑感:マニフェストのダイジェスト的内容が記載されており読みやすいです。また,自民党の前回のマニフェストに対する民主党の評価が記載されている点は,有権者に対する判断事項を提供しているといえるでしょう。

共産党:「総選挙にあたっての訴えと7つの重点公約」
雑感:重要公約を7つに絞り,その点について詳細なまでに説明している点は,争点を明確にしようとする態度の現れで評価できます。ただ,各分野の公約と表現上のマッチングが取れていない点がちょっと残念でした。

社民党:「社民党総選挙政策2005」
雑感:要点をまとめており,各党一番シンプル(おそらくHPはダイジェスト版と思われる)に記載されています。自民党のとは逆で,できれば正式版もアップしてほしいものです。

こんな感じです。マニフェストの詳細については,時間があれば私もまとめたいと思いますが,やはり有権者自身の目で一度読まれることを強くお奨めします(余計なフィルタがかからずに読めるため)。
そして,これらを読み比べ,納得のいく政党(及びその候補者)を選挙で選びましょう。それこそが,「政策選挙」です。
そろそろ,「近所の**さんに頼まれたから」とか「お祭りの時に寄付持ってくるから(これ,違法ですよ)」とか「この人有名人だから」などという理由だけで選ぶのは止めましょう。

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減災につながる緊急地震速報システム

2005年08月20日 12時09分14秒 | 地震,雷,火事,親父
永田町界隈では,今も毎日激震が走っていますが,ここではそっちの地震ではなく,本物の地震について見ていきたいと思います。
先日宮城県で発生した大地震,幸いにも死者が発生しなかったものの,重軽傷者やプールをはじめとする家屋損壊の被害が発生しました。
ところで,この地震,地震波が到達する14秒前に「地震が来るぞー」という情報を流しているシステムがあることが判明しました。それが,「緊急地震速報システム」です。
(ニュースソースは朝日新聞産経新聞zakzakより)

使えるなー,これ

このシステムの詳細は,下記のHPを参照してもらえればよろしいかと思いますが,簡単に言うと,中学の理科で勉強したように,地震にはP波(ドーンとくる縦波)とS波(ゆらゆらとくる横波)の2種類があります。そして,P波は秒速7キロ,S波は秒速4キロという違いがあることから,P波を探知することで「地震だー,フー」(レイザーラモンHG風に)と反応し,そこからS波の到達時間を計算し,受信装置に「まもなく激しく揺れますよー,フー」という情報を伝える物だそうです。
そして,今回の宮城県での地震では,S波(いわゆる地震発生)の14秒前に,「地震発生」の情報が伝わっていたそうです
ちなみに,このシステム,まだ試験段階であることから,全国約140程度の大学や施設にあるだけですが,改良が進み,実用化が見込まれれば,受信装置設置場所はもっと拡がり,将来的には,携帯メールなどへの配信も可能となるらしいです。
ただし,永田町の激震は,予知できないそうです(当然!!) さて,このシステムの話を聞いて,おそらく次のような疑問が発生した方がいるのではないでしょうか。

1 14秒で何ができる?
2 徒に混乱を招くだけではないか?
3 100年に1回程度の地震のためにこれを全国に備える必要があるか?


1については,確かに,14秒はテレビCM1つ分程度の時間なので,たいしたことはできないと思うかもしれません。しかし,このシステムは,「防災」ではなく「減災」の役割を持っているのではないか,と私は考えます。
つまり,14秒前であっても,この情報が受信された時点で,ガスの火を消す,避難路確保のために玄関を開けておく,非常袋を手にしておく,タンスや冷蔵庫の側から離れるなど,地震発生前のこの中の例え一つでも実行ができれば,地震に対する被害は少しは減少するはずです。こうすることで,「より地震の被害を少なくする」ことが可能となるでしょう。
むしろ,避難訓練のやり方を変えることで,この14秒を有効に使えるようにしておくことが大事かもしれません。今の訓練は,当然ながら「地震が来た後」をベースにしたものですが,これからは,「10秒後に地震が来る」ことをベースにした訓練を実施しておくのです。そうすれば,より減災効果は高くなるといえるでしょう。
ちなみに,大地震が想定される東海沖地震では,S波が東京に到達するまで60秒程度あるそうです。つまり,このシステムを導入すれば50秒位前には「地震だ」情報が配信されることになります。50秒あれば,さらに準備が可能となるでしょう。

2については,システムの信用性が高まれば混乱は防げるでしょう。
そういう意味では,個人配信(携帯メールなどへの配信)はある程度信用性が高まるまでは逆に抑えた方がよいかもしれません(システム自体への負荷により肝心な情報が配信できないという問題もありますし。)。
ただ,一方で,個人個人にこの情報が届かなければ意味がありません。この点は,まず国あげてのPR活動を行うより仕方がないでしょう。誤報くらい気にするな,と乱暴に言ってしまうと,やがては狼少年にもなりかねませんから,この点は,慎重かつ大胆なシステム検証活動が大切だと思います。

3については,地震関係のシステムとは,「保険」です。100年に1回であっても,無防備にしていたら,その時の被害ははかりしれません。また,機械物は日々進化しています。1回も使うことなく機械を更新することは無駄だ,という発想があるかもしれませんが,地震の被害に比べれば,機械の更新費用なんて微々たる物です。これを税金の無駄遣いというならば,世の中,もっと無駄遣いが山ほどあるでしょう。

いずれにしても,ここで私が言いたいことは,「例え試作品であったとしても,どんどん全国の公共施設や人が集まる場所に広げていこう」ということです。
もちろん,システムの問題点も山ほどあります。それは,実際の運用の中でどんどん改善していけばよいでしょう(実際,このシステムを受信している小学校の一つは,パソコンがフリーズして情報が入らなかったというオチがあります。)。
人の命はお金では買えませんが,お金をかければある程度は守ることができます。公共施設への整備や,この情報をいかに多くの人に即座に配信できるようにするかなど,この問題は個人レベルの話だけではなく,行政レベルでも本腰入れて検討するべき事項であるでしょう。

参考
気象庁のこのシステムについての説明
リアルタイム地震情報利用協議会

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セアカゴケグモも怖いですが

2005年08月19日 23時32分06秒 | 環境問題
群馬県高崎市で,猛毒を持つセアカゴケグモが5匹発見されたそうです。
これは,本来は亜熱帯地域にしか住んでいないものですが,今回何らかの事情で再び日本に上陸した模様です。

やはり,日本も亜熱帯化が進んでいるのか?

以前セミの時にも書きましたが,どうもここ10数年で確実に日本が暑くなっているような感じがします。そうでなければ,仮に日本に紛れ込んでも,生息することは困難なはずだからです。
とすると,やはり日本の温暖化は着実に進んでいますね。温暖化を抑止するためにも,私たち1人1人が本当に少しずつでよいから,環境問題に対して意識する必要があるのかもしれませんね。

ところで
蜘蛛は素手で触らないようにしましょう
セアカゴケグモに限りませんが,一部の蜘蛛は大なり小なり毒を持っている場合があります。思わぬ怪我をする場合がありますから注意しましょう。

ちなみに,永田町周辺でも,「ハラグロダケグモ」が発見され,全国に飛び火したそうです。このクモと思われる候補者を発見した場合は,9月11日に「選挙」という殺虫剤で退治しましょう

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選挙は刺客と新党と郵政民営化だけではない

2005年08月18日 21時23分12秒 | 選挙全般
亀井新党が「国民新党」と命名し,政策を発表すると共に,候補者の公募を始めました。また,鈴木宗男氏が「新党大地」(そのまま読んだら「鈴木大地」になってしまう。金メダルでも狙うつもりか?)を発足することを正式に発表しました。
一方で,郵政民営化反対議員に対する刺客もますますヒートアップし,ついには東ちづる氏やホリエモンの名前までで始める始末となりました。

政策選挙って言ってなかったか?

自民党の武部幹事長は,はっきりと「今回は政策選挙」と言っていました(今回は,ってことは,前回までは何選挙だったの?というつっこみも入れたいところですが・・。)。
しかしながら,刺客のリストを見ると,政策を強調して出てきた候補者は皆無であり,皆単に「インパクト」だでに終始しています。これのどこが「政策選挙」なのでしょうか。政策選挙であるならば,もっと強い選挙公約を持っている候補者を持ってくるべきではないでしょうか。
また,新党についても,前回書きましたとおり,明らかに「公職選挙法対策」の新党に過ぎません。つまり,現行法が政党優位に作られていることから,重複立候補ができるとか,ビラが配れるなど,己の選挙戦を優位に戦うために作られたものに過ぎません。その証拠に,いずれの新党とも「公職選挙法の見直し」は全く政策に触れていません。
したがって,新党といえども,「政策選挙」にはほど遠いといえるでしょう。

私たち有権者は,マスコミのニュースに惑わされることなく,候補者の神髄を見抜いて投票したいものです。

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しかし,ライブドアがフジテレビとTOBで争っていた頃,商法改正やフジテレビ保護に躍起になっていたのは,他ならぬ自民党だったはずなのに,今回は手のひらを返したかのようにライブドア頼みですか?
やはり,自民党はご都合主義なのかなあ,と思いますね。
もっとも,そのことを知ってか知らぬかは分かりませんが,その自民党から出馬しようとする堀江社長も堀江社長ですが。まあ,これも商売の一環なのかもしれませんね。
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さあ,ドイツに行くぞー!

2005年08月17日 21時24分20秒 | スポーツ全般
ワールドカップアジア最終予選,2対1でイランに勝ち,グループリーグ1位通過となりました。

おめでとうございます\(^^@)/

今回のメンバーには,いわゆる中田選手や中村選手ら海外組が呼ばれていないため,「飛車角抜き状態」状態での戦いとなりました。しかし,大黒選手をはじめ,今日の動きは皆とても良かった感じがします(むしろ,イランの選手の動きが終始悪かった感じもしましたが・・。)。
いずれにしても,1位通過ということで,果たしてどんな国と戦うことになるのでしょうか。こうご期待です。

ところで,今さらながらですが,一言。

松木さーん,解説やってくださーい!!

松木解説は,選手を褒めることとと,「わー,おー」と試合の感想(感情)をいうだけで,戦術がどうとか,コンディションがどうとかはほとんど言いません。
この点,セルジオ氏やラモス氏は,はっきり善し悪しを言います。やはり,解説なんだから,褒めちぎるばかりでなく,ダメなものはダメ,とはっきり言ってほしいものです。

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静香ちゃん,新党結成へ

2005年08月16日 23時00分31秒 | 郵政民営化
亀井氏や綿貫氏らいわゆる造反組がついに新党を結成して選挙に臨むことになりました。

勝手にどうぞ

彼らが新党を結成する理由は,「政党でなければ今の選挙制度は不利だから」とことです。このことは,亀井氏は従前からはっきり言っています。
しかし,このように政党優位の選挙制度を作ったのは,他ならぬ自民党です。つまり,自分たちで作った選挙制度な訳です。
とすると,今回の言いぐさは,はっきり言えば「自業自得」といえます。

しかも,当選したあとはほぼ確実に自民党に合流しますし,自民党も受け入れます。つまり,今回の行為は,「新党結成」ではなく「分党結成」に過ぎません
本当に新党であるならば,自民党には合流しないことを明言した上で,郵政民営化以外の施策を打ち出し,かつ自民党との違いを明確にする必要があるでしょう。それができない限り,私はこの新党は投票の際の選択肢には加わらないでしょう。

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新党の名前が「国民新党」となったらしいですね。田中真紀子氏が入るかどうかなどというような話もぼちぼち出始めてきました。
そして,政策もHPで見られるようになったそうです。
とにかく,国民のことを第一に考えている政党であればよいのですが・・。
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宮城県で震度6弱の大地震発生

2005年08月16日 22時47分59秒 | 地震,雷,火事,親父
東京にいましたが,実に気持ちが悪い揺れ方でした。横揺れが激しくて,まるで船に乗っているようでした。
とはいえ,今回の地震,震度やマグニチュードが大きかった割には,被害も最小限に済んだようで,かなり安心しました。
しかし,新幹線をはじめとする交通機関は,やはりかなり乱れたようです。帰省ラッシュに拍車をかけてしまったのではないでしょうか。

ところで,今回の地震で,スポーツセンターのプールの屋根が崩れたそうですね。映像を見ましたが,完全に「手抜き工事」にしか見えませんでした
建築会社の皆様,地震が来て壊れた場合,必ず「手抜き,杜撰工事」といわれます。心当たりのある会社の方は,早速補修にかかることをお奨めします。
また,自分たちが住んでいるビルや建物,本当に安全なのか,これを機に確認をしてみましょう。最近では,そのような検査を専門に行う業者も増えていますよ。

あと,これを機に,もしまだ防災用品や防災対策を取っていない方がいましたら,是非とも準備することをお奨めします。とにかく3日間持つ程度用意しておけば十分です。最近では,ようやくスーパーなどでも防災用品を売り出すようになりました。とりあえずはそれで十分です。
自分の身は自分で守る,これが防災の鉄則です。

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太平洋戦争敗戦原因から現代社会を考える

2005年08月15日 20時38分22秒 | 政治
8月15日は終戦記念日です。私たちも戦没者の尊い犠牲のもとで今日の繁栄があるということを再認識するとともに,二度と同じ過ちを繰り返してはいけないこと,さらには世界中の紛争がなくなることを心から願いたいと思います。
さて,日本が太平洋戦争になぜ負けたのか考えてみると,実は敗戦の反省が現代社会にも全く活かされていないのではないかと思われる節がありました
そこで,今回はその点を超ダイジェストにまとめたいと思います(当初は連載ものにしようとして書き始めたのですが,だんだん収拾がつかなくなってきてしまい,本1冊にならんばかりの勢いになったため,あえて超ダイジェストとしました。)。
1 先を読む力が弱い
  無謀ともいえる太平洋戦争への決定,また正しく戦略を考えれば十分優位になったはずの真珠湾攻撃など,かなり場当たり的な決定や戦略により,結果大敗を記することになりました。
  しかし,現代でも道路公団民営化や郵政民営化を始め,年金,税法等については,先のことを考えていそうでほとんど考えていない場当たり的な改革にすぎないのではないかという懸念があります。

2 前例踏襲主義
  日本軍は当初空軍(厳密には海軍航空隊)を重視していたが,制空権の発想をとらず,あくまでも「海軍重視」にこだわっていました。そのため,アメリカは航空力の増強を図ったのに対し,日本はあくまで大型艦船の建造にこだわりました。これは,日露戦争の日本海海戦で大勝利したことをきっかけに,日本は海を固めれば勝てる,という発想がずーっと残っていたからといえます(ロンドン軍縮会議でも海軍がメインでしたし。)。つまり,制空権という発想は全くなく,とにかく従来どおりやればよい,という程度にしか考えていませんでした。
  一方,アメリカは早い時期から制空権の発想に切り替わりました。海軍は,むしろ飛行機を運ぶためにあるという観点に立っていました。つまり,時代の先を読んでいたのです。結果,制空権を掌握した米軍は,その後の空爆などを行い,結果日本は敗北しました。
  現代も依然として,前例踏襲主義が残っています。すべてを否定するつもりはありませんが,単純に「昔からこうやっている」という程度にしか考えていないようでは,時代から取り残されてしまうでしょう。

3 安全より効率追求
  日本軍は兵士を人間と思っていませんでした。人間魚雷や神風特攻隊等は,正に人間それ自体を兵器としたむごい戦術です(この点は,イデオロギーの問題とかいろいろありますが,あくまでも第三者的に見た場合のことに限定します。)。
  また,ゼロ戦も改良が進みましたが,攻撃力を重視したのみで,操縦士の安全性はほとんど無視されていました。一方,米軍の戦闘機は,まず操縦士の安全を重視した設計になっていました。この差がやがて空中戦で大きな違いとなり,日本軍が敗退する原因ともなったわけです(簡単に言えば,日本軍は人命を軽視したことで,プロのパイロットがいなくなってしまい,さらなる戦力ダウンになったが,米軍は人命を尊重したため,プロのパイロットが育ち,さらに戦力が上がったということです。)。
  現代社会においても,人命軽視の風潮は残っています。先の電車脱線事故や,日航機の連日トラブルなどはその典型例でしょう。また,リストラの名の下に,過酷な労働を強いることで過労死や自殺者が増加しているという点も,結局のところ,人命より会社のもうけを重視した結果であるといえるでしょう。

4 情報保護のあり方
  日本軍の敗因の要素として,暗号文がすべて読まれていたという点があります。一方で,日本軍は米軍の情報をほとんど把握できていませんでした。
  すなわち,日本軍は情報戦という段階で既に敗北していたわけです。
  現代社会においても,個人情報や企業情報の漏洩が連日問題となっています。このような情報を守れない企業や官庁は,その瞬間,すでに負けているといっても過言ではないでしょう。

5 一度始めたら止められない
  日本は,2個の原爆投下により,最終的にポツダム宣言を受諾し,ようやく戦争は終わりました。しかし,昭和19年頃から既に終戦に向けての様々な打ち合わせが行われていたようです。
  しかしながら,「ここまで来たら後には引けない」等というプライドや「きっと逆転できる」という楽観論から,結局終戦に向けての処理はできませんでした。その結果,原爆をはじめとする様々な空襲攻撃やソ連軍の侵攻などあれだけの大きな被害者を出してしまうことになったわけです。
  現代社会においても,一度開始した事業はそう簡単には止められません。道路公団民営化の議論の際も,着工していない道路でさえ,計画に載っている以上工事を開始しろという意見があったほどです。ある程度のところで止めるという裕樹がなければ,被害は増えるだけで減ることはないでしょう。
  
6 まとめ
  もちろん敗戦の原因はもっとたくさんあります。そして,その反省を活かした制度もたくさんあります。
  しかしながら,その根幹にある物事の考え方(特に官僚や政治家,企業では取締役など)については,実は太平洋戦争の前後を通じ,あまり変わっていないのではないでしょうか。
  そうだとすれば,日本はいずれ敗戦に匹敵するような社会的ダメージを受けるのではないでしょうか。そうならないためにも,今こそ現代社会についてもう一度制度から見直し検証をする時期に来ているのかもしれません

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新党ひとり

2005年08月13日 17時52分54秒 | 政治
衆議院議員選挙も様々な動きがでていますが、ついに鈴木宗男氏が新党を発足させることにしたそうです。

誰か賛同者いるかな?

まあ作ることは自由ですが、新党を発足させるからには、単に選挙のためだけではなく、国民の気持ちに訴える施策を打ち出してほしいものです。ただでさえ、不利な立場なのですから。
まあ、今のところ、賛同者がいないみたいなので、若手芸人の劇団ひとりならず「新党ひとり」とでも命名すれば、落選しても芸人への道がありますね。

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