稽古の「養生」〜「育てることと収穫すること」
2024年7月11日(木)
表現と稽古の関係としては、
「養うこと」「育てること」が、
稽古の中心であるべきで
以前、有名だった気功養生学の焦国瑞老師も、
大きな樹に稽古を例えて、
内7、外3、と言っていた。
大きな樹には、それなりのおおきな「根」があり、
これは「根力」と呼ばれる。
ものごとをしてゆく場合、
実力にはかなりの余裕があるべきで、
現実はなかなかそう理想的ではなく、
反省させられることが多い。
いろいろなものを取り入れ、熟成させ、
完熟したものを表現できれば理想的だろう。
表現するべき「タイミング」というものがあり、
つまり、それが「旬」ということだろう。
ものごとの「収穫期」だ。
スケールの大きい表現をしたかったら、
まず、スケールの大きな稽古というものを考えてゆく必要があり、
それにはやはり「それなりのゆとりと養生」だろう。
正攻法で稽古してゆく必要があり、
大木を育てるような、いい稽古を考えたい。
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