友と落語会に行った。
初めからの約束。今日は飲まないでまっすぐ帰ろう。
前日は中生ビールのグラスが小さいとか2合とっくりでも正味1合6勺か7勺しか入っていないとかブツブツひとりごと言いながら飲んで酔っぱらいブログも意味不明だったから。
「あんたも元新地のママだったのに世知辛いわね、そんなくらいどうでもええやんか、まあ私も早く帰る」と友は言った。
ホンマに恥ずかしい。割烹をしていたときはビールも酒も高いお代を取っていたのに、もう言わない。
前置きが長かったが・・・
「笑福亭枝鶴」
小つる改め六代目枝鶴を去年10月襲名した。リリオーは今、六代目笑福亭松鶴のCDを何本も借りて聞いている。なめらかな大阪弁の語り、説得力あり、うんうんと納得しながら笑いがこみ上げ声を上げて笑う。上手い!
その松鶴の息子5代目枝鶴は父親の一周忌記念落語会に無断欠席して除名追放された。それまでにも何回か穴をあけていた。そんなニュースがあったよねと何時だったかな?もう20年以上になると言う。月日の経つのは早いはずだ。
またまた長くなったが・・・
落語は寒い冬の夜、番屋で起こった旦那衆の話
あまりの寒さに風薬と称して酒を持ってきていた者、猪の身や焼き豆腐を持ってきた者がいて、盃と箸を持って来た者が食べ始め・・・
そこへ定町回り同心がやってきて、そうか風邪よけ煎じ薬かと言って飲み、無くなると一回りしてくるから二番を煎じておけのオチで終わる。
おなじみの「二番煎じ」という演目。
盃を持つ手、飲む仕草、焼き豆腐をつつきながら食べる様子、なんと上手い表現、サスガだ、お見事、拍手喝采!!
そして、終わると同時に「行こか」
「誰や今日は飲めへんと言うたんわ」
「あんなにおいしそうに飲む姿を見て飲まずにおらりょうか」
「お酒って、楽しくおいしく飲まなあかん、とっくりの大きさなんて言うたらあかん」と言いながら近場の居酒屋で熱燗を。猪は無かったので鴨ロースをつつきながら。酔っぱらって昨日はブログを休みました。ごめん!