従姉妹も沢山いるが、母の姉の娘=従姉妹・Y子の事。
リリオーが店をやめたこと電話で話して以来、去年6月にTELがあった。
(連絡無いのが無事の証拠)
急にどうしたか?・・・心配することなく単なる「元気!」の電話であった。
リリオーも聞きたい事いっぱいあったんだ。
お墓の事(リリオー家の墓でなく岸和田にある母方の墓のこと)。
「一度行きたいねん、連れて行って欲しい」
「行こう、先祖の墓の隣に私とこの墓もあるので節目に行っているわ、
夏は暑いからしんどいやろう、秋の彼岸に誘うわ」
「お願い」
でも、夏から秋にかけてリリオーはポリープの事でイライラしていたので、
春にしようと決めていた。
電話あるかな?待っていた。
昨日、1本の電話が・・・。
「リリオーさんですか。私、Y子の姪・Lです。(Y子の姉F子の娘)」
「Lさん?どうしたの?」
「Y子は亡くなりました」
「ええ?ウソ、お墓参りに連れて行ってもらう約束してたんよ」
「去年、秋の終わり、急にしんどいと言って、看てもらったら食道癌の末期で
あっちこっちのリンパに飛んで・・・手術もできない状態で」
「何時?」
「2月18日」
「何で入院した時点で知らせてくれなかったん」
「心配させたらあかんから誰にも知らせるなと言われていて」
「そんなん・・・ひどい」
今は入院したことも知らせず、亡くなっても家族葬でやるとは聞くけど、
ひどいやんか。血の通った従姉妹同士やんか。一緒に新地で頑張った
中やんか。(Y子も新地で店をしていたことあり)
リリオーが頻繁に電話していたら良かったのか・・・。
姪のLさんを責める訳にもいかない。リリオーはLさんと付き合いも
なかったし・・・誰にも知らせないでと言われたら守るしかないもんね。
それに、Y子の部屋を整理していてリリオーの電話番号を知ったと
言うし。やっぱり、リリオーが連絡とらなかったからいけなかったんだ。
「Y子の息子と私の母(F子)、私の弟だけで送りました。Y子の兄姉も
高齢、病人、遠距離住まいで知らせなく初七日終わって手紙した次第で・・・」
去年、思いがけずに掛かってきた1本の電話・・・
虫の知らせだったのかも・・・まさか・・・。
凄く元気な声だったし、体格も良く病気知らずだったのに・・・。
こんなことがあって許されるのか・・・リリオーは許さない。
ゴメン・・・何もしてあげられなくて・・・ゴメン。
目が真っ赤に・・・なんでやねん。