朝、テレビを見ていたら・・・
「母は来年100才になるんです。大正6年
生まれです」と話している娘さんとそのお母
さんが出ておられた。
100才・・・か。もしリリオーの母が今、
ホームこたつに入ってみかんを食べていたら、
104才か。(大正2年生まれ)
2度の脳梗塞の後遺症でおむつがいる生活に
なり、もう死にたい、はやく逝きたいと言うように
なって・・・その時、リリオーは母に
「何言うてんのん、100才までいるんやで、
目標100才」と口酸っぱく言い聞かせていた。
当時82才位だった母は「100才?そんなん、
とんでもないわ、もうエエ、もうエエ」と青い空を
眺めて自分の行く末にピリオデを打っているようで
あった。
リリオーも何故?100才と言ったか?・・・
少しでも勇気づけて長生きしてもらいたかった
からだろう・・・親孝行らしきことしていなかった
けれど・・・後悔ばっかし。
母はそれから間もなく父の元へ旅立った。
今日のテレビを見ていて母が懐かしく浮かんで
きた。明日、お墓に行って年末の掃除をしよう。