ジャンジャン横丁で飲み食べを我慢して動楽亭さんに戻ってきても
まだ、時間あり。待っていると女性が一人来られた。
「こんにちわ」「こんにちわ」
「どこから来られたんですか」
どこからって大体、大阪市内ですよね?何で聞くの?反対に聞いた。
「あなたは?」と
「岐阜からです」
「エエ?何でそんな遠くから?南左衛門さんのオッカケをしてはる
のですか?」
「いえ、私、師匠に講談を教えてもらっている生徒です、今日は、
師匠の講談を聴こうと大阪に来ました。チョクチョク来てます」
「へえ!講談されるのですか!」
「10年くらい習っていて、たまに、ちょこっと席にも出させて
もらっています」
「ウワッ、マア、ステキ!出られるとき行く・行く・行く!」
お昼は仕事をされていて、家では主婦、そして名古屋の会で勉強し
席亭で、張扇で釈台をパンパン叩きながら語る。
スバラシイ!!!ウラヤマシイ!!!
名古屋までは行けないけれど大阪に出られるときはオッカケします
と話が弾み、スマホ番号を交換して仲良し友達になってもらいました。
最近、一人一人、友はリリオーを置いてサヨナラと天国行列車に乗り、
離れて行ってしまう時代に新しい友が出来るなんて・・ウレシイ!
天国にいる友らから、ガンバリヤと応援の声が聞こえてきました。
アリガトウ!!!
彼女の講談名は・・・葵家いちりん・・・さんと言われます。
みなさんも、ヨ・ロ・ピ・ク・!!