リリオーがおはぎだった頃・・・２

訂正します。
グラバー園と平和祈念像に行きバンザイをしたと書いたが違う。
グラバー園でバンザイだ。
平和祈念像でバンザイするわけはない。良く間違えるから、ごめん。
先日、載せた写真、平和の泉にある石碑。
「のどが渇いてたまりませんでした。
水にはあぶらのようなものが一面に浮いていました。
どうしても水が欲しくてとうとうあぶらの浮いたまま飲みました」
ーーーあの日のある少女の手記からーーー
リリオーが行った日も暑く、ペットボトルをどれだけ飲んだか解らない。原爆が落とされた当時は勿論、ペットボトルと言う言葉も無し。どんなだったろうかと・・・・２度とあってはいけないこと。
グラバー園はエレベーターで上がれるようになっていて、一度乗り換えていとも簡単にたどり着く。回りは、住宅地でグラバー園よりもずっと高い地にも建っている。坂を下って大浦天主堂に行くことが出来る。もう良い、しんどい、暑い。又、エレベーターに乗って降りた。そうそう、グラバーさん達、１５０年も前からローストビーフを食べていたんだ。当時からあったんだね。ごつい大きいローストビーフが食卓に並んでいる食卓模様があって。怒るで！リリオーがローストビーフに出会ったのは何時か知ってるか！まだ、３０年少し前やでとブツブツ。
話は変わるけれど、プロ野球面白くないと書いたがそんなこと無いね。
藤川俊介、リリオーファンの桧山の２人で同点にして頑張った。矢野は引退したが、桧山はまだまだ頑張られる。

                
                     平和祈念像
　　　　　　　

夕方市

夕方スーパーに行く。夕方市やっていた。
「いらっしゃませ！夕方市やってます。トウモロコシ、ピーマン、にんじん、なんやかんや何でも９８円」元気の良い声に誘われて店内に入っていくと目の前に、トウモロコシが。急に食べたくなって手に取る。
「あんたの元気な声を聞いて買う気になったわ、偉い！トウモロコシ買うわ」と言うと
「ありがとうございます」と大きな声が。
周りの人たちも、「ほんまに買いたくなりますね」「私も買おう」
大きな声で元気よく、店の事を考えて品物を売る。あの売り子さんに給料上げて欲しい。でも、しかしであった。偉そうに買うと言ったがリリオーはトウモロコシを買うのは初体験なのだ。勿論、食べたことはある。造幣局桜の通り抜け、天神祭などで。
でも、しかし、リリオーの、でも、しかしは始まるよ。どのように茹でるのか・・・部屋に帰り直ぐにＨＰを開いた。トウモロコシの茹で方を。
１枚の皮を残しヒゲも残し水洗いして浅鍋に入れ水１リットルに対し塩大さじ２杯。沸騰してから１０分茹で、ざるに上げ荒熱が取れたらヒゲを取り除き・・・・
長い人生でトウモロコシも茹でたこと無かったなんて恥ずかしい・・・
でも、しかし、おいしい、甘い。ビールに合うね。嬉しい遅まきの初体験であった。これもスーパーの売り子さんのお陰だ。有り難う。長生きしてて良かったよ。
今、ＢＳで「慕情」を見ている。１９５５年の映画。ジェニファー・ジョーンズとウイリアムホールデン。主題歌がたまらないね。ラーラララ・ラーララらちょっと違うかな？音痴だからね。何度も見ているが素晴らしい。

リリオーがおはぎだった頃・・・

（高校校舎前においしいおはぎ屋さんがあり、毎日のようにおはぎ２つ食べて帰っていた。いや、北浜にあった三越デパートのピロシキ、又々、堺筋にあった豚まん屋。おはぎ娘、ピロシキ美人、豚まん乙女と言われていた頃）の話・・・・何十年前か解らんけど。
修学旅行に行った。九州へ。
今度、長崎に行くにあたって、昔の好きな人がいたことが懐かしく、アルバムを探し出し当時の写真に出会う。
阿蘇、城島高原、湯布院、杖立温泉で宿泊。熊本、雲仙で宿泊、最後は諫早から長崎とある。リリオーの好きな人は校長先生だ。日本人離れしたハンサムで格好良く、今見ても新地でもてるタイプだ。いや、きっと当時から綺麗な遊び人だったよう。
校長先生と写っている写真は何枚もあり、何時もリリオーは横にいる。一クラス全員の写真にも一番前で校長先生の横に座っているんだ。当時の教師は外れにいたなあ。
旅館でも何人かの女生徒に囲まれて笑って座っておられる写真があった。そこにもリリオーが横にいる。（今では旅館の部屋で・・・セクハラと言われるかも知れないが、そんなことないよ、今はうるさすぎることもありね、楽しかったよ）
前編が長かったが、長崎に行けばグラバー園と平和祈念像に行こう。一緒に写した所に行きたい。行った。感激！校長先生来ましたよとバンザイと叫んだ。どうしておられるかな？多分？かな。
もう一度行って見たい場所。長崎に行けて良かった。暑かった！

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　平戸。聖フランシスコ・ザビエル記念教会

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　長崎。平和の泉。リリオーが高校の時は無かった。
　　　　　　　　　　平和を祈る虹が美しかった。

今日も暑かった・・・３

元に戻って大阪からの話。
長崎まで飛行機で行けば早く着くのに、のんびり新幹線で行った。のんびりなんて偉そうだね。何時も１８切符を使い新幹線に乗るなんて滅多にないのにね。一昨年くらい前、ツアーで九州に行った時以来だろう。
そして博多から特急「かもめ」に乗った。特急に乗られるなんて幸せなこと。
車内に入りビックリ。座席は黒レザー張りでゆったり豪華版。急にリリオーは昔を・・・・
随分昔だが、リリオーは車を三菱のディアマンテに乗り換えた。小さいけれど３ナンバーだ。まあ、車は最初から最後まで兄の関係で三菱の車だったが。店の男性スタッフに自慢して言った。
「私、３ナンバーに乗り換えたのよ」
するとスタッフは
「そうですか、僕は初めて車を買ったんですが、ＢＭＷを」
ガクーン、君は従業員じゃないんか、ママより何百万円も高い車を買うなんて・・・
「いや、現金でも買えたんですが、半分４００万円はローンにしました」
「お前、うちの給料貰い過ぎとちがうか？どれだけの仕事をしてそんな車を買えたんや」
口まで出かかったが止めた。ホンマに最初から最後まで、みんな、うちの給料、仕事の割に給料が高かったちゃうか・・・。
まあ、そんな昔のことはどうでも・・・どうでもないんや、「かもめ」に乗って、そのスタッフの車が浮かんできたんや。
座席がゆったり、黒革シートを指さしママ、乗ってくださいよ」と抜かした・・・いえいえ、申されました男が浮かんだんや。
何で、いやなことを。
「かもめ」はリリオーにとって罪な列車でございました。
しかし、快適でありました。

今日も暑かった・・・２

平戸は遠い。長崎から佐世保までＪＲ。佐世保から松浦鉄道で行きたかったが、少々不便。西肥バスに乗った方がと乗る。高速バスとあるが、とんでもない、時たま止まらない停留所もあるが、１時間半もゆっくり走るんだ。別に急ぐ旅ではないから良いけれどね。途中でバスの前を走っていた車が対向車とぶつかって大変。でも、大丈夫。運転手さんの機転で裏道を行き、遅れは２０分くらいで済んだ。行きも帰りも人の良い運転手さん。優しいし馴染みの客に親切に話はするし、やはり都会と違う一面があり。
ホテルは露天風呂が幾つもあって海を眺めながらゆったり。料理もおいしいし、従業員さん達のショーあり、長崎からＪＲ、バスに乗り継ぐこと３時間、サービスを良くしなければ来てもらえない？みんな頑張ってショーをしたり、至れり尽くせりのサービスで頑張っている。見習わなくてはね。
又、来たくなるホテルであった。暑いのでビールを良く飲み食べ、温泉とこんな幸せがあるか・・・
朝もいっぱい食べたのに、佐世保からの乗り継ぎに佐世保バーガーを買い、電車の中で食べる。ギュッと押して肉汁をしみこませて食べてくださいとのこと。うーん、旨い。そう言えば、大阪駅前ビルにも出来ていたよね。
未だ、やっているかな？

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　伊王島行きフェリー乗り場
　　　　　　　　　

　　　　　　　　　空は青、海も青、伊王島だぞ
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　平戸・・・幸橋御門

今日も暑かった・・・

長崎は今日も雨だった・・・いや、暑かった。
１日。朝１番の新幹線で博多まで行き、特急かもめに乗り換え長崎へ。
暑い、暑すぎる、もうぐったりだ、いや、大丈夫、元気。大波止までタクシーに乗り、あこがれの伊王島へ。晴れた空、そよぐ風、港出船のドラの音・・・昔の歌が思い出されるね、古い！。
夢の島、伊王島。回りは青い海と空。自転車を借りて回ろうとするが、暑い。坂ばかりでしんどい。何もしないで過ごすのが島の過ごし方。海を眺めたり空を見上げたり、温泉に入ったり、ゆっくり。あ・あ・あ・のんびり。
ただ、さあ、海の幸、魚、魚と期待していたが・・・・もうひとつ。行きたいと憧れていただけの方が？良かった？
２日目は佐世保線に乗り佐世保からバスで平戸へ。暑い！
暑いが平戸チャンポンを食べなくては・・・味はまあまあ。あれ？釣りたての魚を焼いて食べさせてくれるところあり。磯の香りがプンプン。サザエもアワビもある。何でもっと早く気づかなかったのか、悔しい。お腹がいっぱいだよ。電動アシスト自転車を借りて（昨日は普通の自転車だったのでしんどかったが、今日はスイスイだ）聖フランシスコ・ザビエル記念教会とオランダ橋、平戸城など回り。
そう、ホテル送迎車の人が言っていた。オランダ橋と言って欲しくない。平戸城に登城するときに便利な橋として造られ幸せと幸橋と名付けられた。幸橋御門と言うんですよと。「これから幸橋と言います」とリリオーも答えた。ホテルは温泉良し、料理良し。アサヒビール良し。冷酒良し。ペチャクチャ語らうのも良し。幸せであるぞ。定年バンザイだ！ツアーで行くのも良いが自由気ままな旅も又オツなもんであります。