こんにちは〜!チーム株式会社の緒川修(おがわおさむ)です!!
今日はシゼコンというサイトで見つけた面白い内容について書いていきます。
シゼコンとは全国の小・中学生を対象とした理科自由研究コンクールで、なんと昭和35年から50年以上続いているそうです。
その中のテーマで「38℃の日は暑いのに38℃の風呂に入ると熱くないのはなぜか」と言うものがあったので、興味をそそられて読んでみました。
※該当ページ
https://www.shizecon.net/award/detail.html?id=15
2022年の夏は特に熱く、気温が36~7度なんて日も多かったのですが、それを超える38度となると、とてもじゃないですが外で過ごせません。
ですが、38度の湯船は温かいとは感じても熱いと感じることはまず無いですよね。
このことは意外と定説が無いらしく、熱伝導率が原因なら水の方が大きい(空気の25倍)ので38度のお湯の方が熱く感じるハズです。
この研究では、名古屋大学の環境医学研究所の岩瀬さんにコンタクトを取って、一緒に実験するという思い切った行動を取っています。
この自由研究を行ったのはなんと中学生で、この行動力に将来の有望さを感じます。
岩瀬さんの仮説は「外部の温度と、皮膚温との差が大きいほど熱さ(暑さ)を感じる」と言うものです。
熱の伝導率が高い水の方が皮膚温がすぐに高くなるので、暑さを感じにくいということですね。
この研究は普段疑問に思っている事をそのままにせずに、ちゃんと向き合った良い研究だと私は思います。
人類を豊かにした発明の多くは、疑問に思った事をそのままにしなかったことですからね。
ちなみに、最後に私からの疑問ですが38度であればお湯より気温の方が暑く感じます。
しかし、100度のお湯と100度のサウナではどうでしょう?
100度のお湯には数秒も浸かれないですが、100度のサウナは頑張れば10分以上は入れますよね?
これも研究してみたら面白いかもしれませんね。
今日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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