やっち@十月祭とビール好きの部屋

町田の老舗麦酒屋さんを畳んだ店主のその後奮闘記です(笑)

既読スルー歓迎

2014-06-23 13:31:37 | 日記
lineの既読スルーに憤慨して、女子中学生を監禁した事件があったそうな。
http://www.asahi.com/sp/articles/ASG6R3607G6RUTIL00C.html

何なんだぁ?

人との連絡、通信が容易になった昨今。

どうやら人は、他人の心も容易につかめるとでも思い込んでいるらしい。

確かに、便利なツールが多いのは助かる。
携帯電話も便利だが、出られない時にメールと言うのは非常に助かる。
(使いこなせない中高年は、平気で電話に出るけど、若い人はちゃんと使い分けてる)

近頃の若い人は、ほとんどlineを使うようだ。
電話番号やメアドでなく“line教えて”って言うんだよね。

家電→ポケベル→携帯→メール→line

経緯を見てきた私。
この前言われたよ…
“携帯がない時代って、どうやって恋愛してたんですか?”

…って、アホか?

教えてやるよ。

【家電】
どこの家にも一題はある電話。
大体、リビングか、そこに近い廊下にある。
電話がかかってくると誰かが出るわけだ。
好きな異性にかけたくても、先ずは、その関門を突破しなくてはいけない。
上手く相手が出たとしても、お互い身内がすぐそばに居るもんで、込み入った話も、愛の言葉も吐けやしない…
もちろん、長電話は無理。

面倒だけど、そこにはある種の責任が生じたね。
親にバレてるってこと。

かかってきた際に誰もいないと、かかってきた事さえ分からないのは困ったよねぇ…
留守番電話が出来て、取りこぼしが無くなったのは本当に嬉しかった。

【ポケベル】
ポケベルってのがあるのは知っていた。
ビジネスマンが使うものだった。
腰のベルトに付けてるやつってさ。

それが安価になり、普及して、外回りのビジネスマン以外も持つようになった。

私はあまり興味がなかったが、営業職だったので、会社から支給された。
ナンバーも何も出ない、鳴るだけのタイプ。かかってきたら公衆電話から会社にかけて連絡を聞く。
だからかかってくるのは嫌なものだった。
先輩のが譲られて、番号表示がされるようになると、お互いの番号を決めて意志が伝えられるようになった。
私は845(やすこ)だった。

【携帯電話】
私が知るずいぶん前から存在はしていた。
ただ、権利だけで300万位必要だったせいで、持っているのはエグゼクティブ。
運転手つきの車の後ろの席に付いているものだった。
会社(旅行)的に必要だったようで、大きな団体を動かすチームの後輩が、ショルダーバッグタイプなものを、持ち運んだ。
だんだん小さくなったとは言え、会社から支給された携帯は重くて使い辛かった。
ポケットに入れても、女性のスーツの小さなポケットからははみ出し、走ると落ちた。重くて片側のポケットが下がった。
仕方なく自分専用の携帯を買ったんだよね。黒とシルバーしかなくって、初めて買った携帯は黒だった。
メールはカタカナだったかなぁ…
i-modeは夢みたいだったなぁ。
それで今はスマホ。
小学生やお年寄りまで持つような時代が来るとはね…

メールは便利だ。
話すのが下手な人も文章さえ上手なら意思の疎通が出来るからね。

そして、電話だと内容をメモしなくてはいけないのに、内容が形に残る。

ただ、相手に届いているのか?開封されているのかが分からない。
確認のため再度メールしたり、電話かけたりする手間が面倒だ。

その点、lineは相手が読むと“既読”何時何分と出る。
これは助かる。
とにかく、相手はそれを見た。
返事をしないのも答えだと思うんだ。

いくない?それで

自分の想いがイコールで伝わる、そして見返りがあると思うのは危険だ。

プレゼントだって、欲しいものとは限らない。
私はハッキリしているから、結構好みのものをもらっている方だと思うんだけどさ…
甘いもの嫌いだって言ってるのにくれる人がいた。(これには困った。甘いものを好まないだけで好き嫌いではない)

贈ってくれた気持ちが、記念の日を、旅先で私を覚えていてくれたことが嬉しいだけだ。

高価なプレゼントだってそうだ。
時計つけないのに手巻きの時計もらった時も、チェックが入ると必ず止まっているのがバレて困った。

勝手に色々くれる昔の男に、別れる際、あれ返せこれ返せ、払った金まで返せって言われて困ったよ。

絶対返してほしい人は、プレゼントもメッセージも要らんわ!

既読スルー大歓迎!

どんなツールが出てきても、どんな世界になっても。
ちゃんと分かるから、考えられる人間だから私は。
手間が省けて助かります。


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美しいこと、幸せなこと

2014-06-23 09:44:09 | 日記
“55歳からのハローライフ”と言うNHKのドラマを観た。
相変わらず録画してあったものの溜め鑑賞。
退職した夫に翻弄される家族シリーズ全五話ある。

一話は“キャンピングカー”
早期退職した夫が、キャンピングカーを買って、妻と全国を周りたいと言い出す。
そんなことよりこれからの事を…反対する家族との葛藤を描いている。

二話は“ペットロス”
退職を期に、柴犬を飼い始めた夫婦の話。
ボビー(犬)に夢中になる妻。
妻に相手にされずに犬を不快に思う夫。
内容的には、犬を子供のように思う人が陥りそうなよくある話。
私も飼い犬を看取った事があるからよくわかるんだ。

その中で面白い台詞があったので抜粋。犬の散歩仲間、義田(世羅正則)とボビーの飼い主淑子(風吹ジュン)の会話。
(以下)

【淑子】私が亡くなったら、すぐ誰かになついてしまいそうですよ。

【義田】それは嫌ですか?

【淑子】え?

【義田】ハチ公って、渋谷周辺で生活をしていたらしいんですけど、よくいじめられていたそうです。
まあ、それを不憫に思ったある人が、亡くした主人を待つ、憐れで、忠実な犬だと言って、新聞に投書したらしいんです。
それで、ものすごく有名になってしまった訳ですけど。
ハチ公にしたら、それで幸福になったとは言えないですよね。

【淑子】大切な人を亡くしたままですもんね。

【義田】他の新しい飼い主こ事を大好きになった方が、幸せだったかもしれない。
亡くした人を想い続けるってことはそりゃ美しいことです。
でも、美しいことが、幸福に繋がるとは言えないと言うことですね。

(引用終了)

プライド持って、格好よく、毅然と美しく。
どうしても拘ってしまうけど…

考えさせられました…。
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