やっち@十月祭とビール好きの部屋

町田の老舗麦酒屋さんを畳んだ店主のその後奮闘記です(笑)

ここは高いぞ

2014-06-27 16:56:46 | 日記
昨夜は、売り上げはともかく(それじゃダメだろ)なかなか盛り上がった夜だった。

blog見て、最近通ってくれるようになったKさんが、飲み友達誘ってくれたりね。
常連さんもいいけど、たまに入ってくるそんな人がまた、新しい風を吹き込むんだね。
飲み友達Aさんは、駒沢大学辺りのオクトーバーフェストには行った事あるビアファン。
初めからマースでガンガン飲まれたよ。

フード作ってる時に、Kさんに“お会計”って言われ、そのタイミングでお客さんが入ってくると言う時
“ちょっと待ってて”
って言ったのね。
しばらく立ち話していたAさんは、Kさんに以前に奢られたようで“今回は俺が出す”って言ったの。
そしたらさ…Kさん

“ここは高いぞ”

って言ったのよ。

まぁ、そうだよ確かだよ。

でもさ、業界では安いぞ。
常連さんはマース(1リッターグラス)2000円で飲んでる。
モチロン回数券システムだけど。
他にもハーフ券もある。
各種回数券ある人には、席料(お通し)取ってない。

それとね、ドイツグラスはメモリがある。そこまで入れないと足りないって分かるよね?
だからどこもこれを使わない。
パイントは上まですり切れ入れて泡を切ってパイントの量だぞ。
日本のクラフトビアは、いかにグラスを小さく、1000円以下で販売して、それ以外のフードを食わせて利益を得るかが王道だ。
分かっているけど、つまんないから逆やってる。
家で出来ること家でやれば?

うちは一人できて乾杯できる店。

一杯いくらってのに騙されてるんじゃない?

マースは上までいれると1300。
1300ジョッキと言っても過言ではないの。
必死に削ってる経費、自分にかけるお金、我慢している買いたいもの。
“高い”って言われるのは心外だ。

Kさんにとってではなく、若いAさん(きっともう来ない)を気遣った言葉だろうけど、私はショックだったよ。

どーせ、このblog見てんだろ…

もう言わないでね( ;∀;)
コメント (2)
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結婚はしたいです

2014-06-27 13:49:26 | 日記
結婚はしたいです。
でも、しないからって不幸だとは思ってません。
ただ、このまましないと、寂しいかな…って思います。

“最後から二番目の恋”の長倉和平(中井貴一)の台詞。
知人がFacebookで書いていた。
年上だし、素敵な人だし、彼が結婚していないとは知らなかったんだけど、そうみたいね。

で、コメントしてみました。

【やっち】さっきも、最終回録画見てました。
和平は奥さんに死に別れてるからねぇ。1度結婚した人は何度もするんですよ。もう独りが寂しくて仕方ないんです。空いたスペースが埋めたくて仕方ないんです。
1度もしたことない人はこの空虚燗ないみたい。耐えられるようです。
逆に、持ってるもの捨てられないし、変えられないし、今の生活の方が楽って考えるみたい。
今の豊かな日本ではそれもありだと思います。

【Aさん】そう、和平さんとおいらは違いますね。私の周りにも、2度目の結婚する人、特に男性に多いです。特に男性。(逆に、女性は、そのまま一人、って人の方が多い気がします。)在ったものがなくなる、空虚感というか、喪失感は確かにおいらにはわからないです。さびしいけど、毎日がそうだから、そんなもんかな・・・と。とすると、和平さんは、よく耐えてきた、ってことですよねぇ。妹、弟を育てることでそれどころじゃなかったのか、それとも、一緒に住んでいたので「穴」が小さかったのか・・・。ずっと見ていれば、どこかに答えはあったのかもしれませんが。
(コメント終了)

そうなんですよね…
私の周りにも“独り慣れ”してる人が多いように思います。

ある年上の独身男性に、
“素麺自分で茹でて食べられる?”
って聞いたら
“簡単だからよく食べるよ!”
って言うんです。
私は、もと夫や家族とで食べた、ピンクや緑の麺を探したり、楽しい光景が忘れられなくて、独りでは泣けてきて食べられないのです。
すき焼き、焼き肉もそうです。
本来、あるべき幸せな姿を想像し、そこにない自分を憐れに思わなければ、現状は変わりません。
この人はこれからも結婚しないなぁって思いました。
私もこういう人とはしたくありません。

だから?別に?って言われると思うけど。f(^_^;

考えてみてください。
お金を払わず、人と話すことが少なくなっていませんか?
私も、自分の店に来てくれる人、私がいった先の店主としか話さない生活をしています。
健康で、お金があって、仕事があっての今の幸せなのです。
動けるうちに、パートナー、信頼できる仲間を、リアルに身近に持ちましょう。

世界を段々狭くしましょう。
歩ける距離で作れるコミュニティーを真剣に作りましょう。


最後に、主人公の千明の台詞。

今さら“夢見よう!”なんて言ってる人には何もないと思うけどね。(夢でなく計画しなさい)
のんびりしている人には癒される言葉じゃないでしょうか?(以下)

人が大人になると言うことは、それだけ多くの選択をしてきたと言うことだ。
何かを選ぶと言うことは、その分、違う何かを失うと言うことで、大人になって何かをつかんだ喜びは、ここまでやったと言う思いと、ここまでしかやれなかったと言う思いを、同時に思い知ることでもある。
でも、そのつかんだ何かが、例え小さくとも、確実にここにあるのだとしたら、つかんだ自分に誇りを持とう。
勇気を出して何かを選んだ過去の自分を褒めてやろう。
よく頑張っていきてきた!そう言ってやろう。
そして、これからを夢見よう。
世界を嘆くのではなく、世界を信じるんだ。
私だって、その世界の一員なのだから。
48歳の若造が、今、そんな風に思う。
人生とは、じぶんの未来に恋をすること。
独りでするのがつまらなければ、誰かと一緒に未来に恋をしよう。
友であれ、恋人であれ、夫婦であれ、家族であれ、隣に気の合う誰かが居てくれさえすれば、人生は更にファンキーになるはずだ。
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