喜美子「芸術家には体験教室やらせへんの?」
信作「やらせへんちゅうか…分からへん人も来るやんか鳥井みたいな…。
さっき聞いていたんやろ。『地味やなぁこんなんなにがええんやろ』言うて、ああやって簡単に酷いこと言うやつも中にはいるで。したり顔で批判始めるんもいる。
喜美子の心が伝わらへん人が来るんや。」
#スカーレット
さすが幼馴染み!喜美子がああ見えて繊細なことよくわかってる。
ですね…
何言われても気にしない私ですが、自分がよいと思ってやっていること批判されると、死にたくなりますね。
そうして私は大学で美術を辞めました。
幼い頃から自分が取り柄だと思ってやってきたこと、これくらいの人間五万といました。
なにも手を入れてないのに褒められて、必死にやっても酷評受けて。興味のない課題出されておまけに締め切りがあって…。
これを仕事にすることは地獄だと思いました。
自分を守るために逃げました。
「高い金払ったのに何にもならなかった」母には今でも叱られます。
喜美子がやっていけるのは、こんな幼馴染みや、黙って内職する親が防波堤になっているのだと思いました。