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紡ぐ(つむぐ)は、繭などから繊維を取り出し撚りをかけて糸にすることを言います。
この言葉を使ったプロジェクトが昨年から始動しています。
「日本美を守り伝える『紡ぐプロジェクト』-皇室の至宝・国宝プロジェクト-」です。
主催は文化庁、宮内庁、読売新聞社です。
日本文化を守り、次世代へつなぎ、世界へ発信していくことが目的です。
現在東京国立博物館で開催されている特別展「工藝2020-自然と美のかたち-」は。「紡ぐプロジェクト」が主催です。
⇒紡ぐプロジェクト
ロゴマーク
ロゴは文化庁長官宮田亮平氏の揮毫
書道のロゴいいですね。
⇒紡ぐプロジェクト
また文化財の保存や修理にも関わり、公開していく作業もあります。
和歌山県成就寺の重要文化財「方丈障壁画 長沢芦雪ろせつ筆」の修理
⇒読売新聞
その他日本伝統の古典芸能である歌舞伎、能、文楽などもプロジェクトの対象となっています。
現在の日本文化も将来日本の伝統文化となっていきます。
古くからの日本の文化を今守っていくことは、将来には現在の日本の文化を守ることにつながっていくことになります。
切れ目のない時間を順番につなぎ合わせていくとは、それこそ紡ぐということになるのでしょうね。
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