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縁日、神様や仏様と何かしら縁がある「有縁の日」でその供養や祭りなどが行われます。
また、その日は神様や仏様と人間が縁を結ぶ日として「結縁の日」とも呼ばれます。
毎月18日は、観音菩薩の縁日です。
特に年末最後の縁日、12月18日は「納めの観音」と呼ばれます。
多くの人が参拝しますから、露店が立ち並びます。
歳の市のはじまりですね。
⇒浅草寺
東京の浅草寺ではこの納めの観音の歳の市に合わせ、羽子板市も開かれます。
→東京の観光公式サイト
厄払い、新年の幸福などの願いを込めた羽子板です。
羽子板は古く鎌倉時代からあったようですが、江戸時代になってから押絵という技法が取り入れられ、盛んになりました、
厚紙に布を貼って、中に綿を入れるるもので、立体的なものになりますね。
羽子板で突く堅くて黒い玉があります。
これは「無患子」(むくろじ)と呼ばれる木で、読んで字のごとく「患うことのない子」という意味です。
子どもの無病息災を願うものです。
⇒ぷーちゃんわーるど
最近はめったに羽子板で遊ぶ光景も見られなくなりましたが、カチンカチンという音とともに羽をつく光景はとてもいいものです。
昔はよかったよかったと懐かしんでばかりいるのも、どうかなと思いますが、残していきたいものは数多くありますね。
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