オリンピック開催にあたり、”公式アートポスターの制作は開催都市契約に定められた要件の一つ”となっていて、過去のオリンピックにおいても製作されています。
オリンピッの提言として、スポーツと文化の融合促進や芸術家の招へいプログラムの開発などの項目もあり、アートポスターはそうした流れの一環ともいえます。
東京2020の公式アートポスター20作品が公開されました。⇒東京2020
幅広い分野からアーティストが選ばれそれぞれの個性を生かしたポスター(作品)となっています。
動線/flow line 大原 大次郎
パラリンピアン/PARALYMPIAN/GOO CHOKI PAR
どの作品もコンセプトがあって素晴らしい作品ですが、少しアート色が強すぎないかと感じます。
一目見て、「あっ、2020年の東京オリンピックだ」と、思い起こさせる要素がもう少しあってもいいのではないかと。
パラリンピアンの作品は、そういう点で直観的にわかりますね。
作品「動線」はギリシアから継承された聖火リレーで紡がれる動線を描き、人のつながりや集まりを表しています。
かつて1964年日本で初めてのオリンピックのポスターは今でも生きていますね。
1964年の東京オリンピック公式ポスター
⇒日本オリンピック委員会
また東日本大震災からの復興プロジェクトとしてモニュメントの製作も進んでいますし、各地でこの機会をとらえて様々な活動が起こっています。
復興のモニュメント
⇒TOKYO2020
石川県小松市の九谷焼タイルのモニュメントプロジェクト
⇒小松市
新国立競技場のあたりにも、地球、平和、共存なんかをテーマにしてインパクトのあるモニュメントが欲しいですね、
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