5月満月の日に釈迦の入浴

日本では、釈迦の誕生を祝う花祭りが4月8日に行われますが、スリランカ、インドネシア、タイなど南方諸国の仏教国では5月の満月の日に、釈迦の誕生、悟り、そして死を祝います。
これがウエサク（Vesak)祭で仏教行事の中で重要なものとなっています。


⇒FREE PRESS

日本でも、18日の夜から京都鞍馬寺で五月満月祭（ウエサク祭）が開かれます。


⇒日本のパワースポット

ウエサク祭では、ブッダの入浴（bathing the Buddha）という特別な儀式があります。


⇒CBC KIDS

この入浴の意味は、仏への感謝、自らの浄化と祈りなど多くの意味があるようです。

ウエサク祭は国連でも正式に認めた行事となっていて、冒頭に事務総長の言葉が載っています。
“In a time of growing intolerance and inequality, the Buddha’s message of non-violence and service to others is more relevant than ever.” 
「ブッダの非暴力と他者への貢献が、現代の不寛容と不平等が増長している時代により必要となっている」というような意味です。
確かに、世界のあちらこちらで不穏な動きが目立ちますからね。

 

釈迦の生誕地として知られ、世界遺産にもなっているネパールのルンビニにある寺院


⇒the United Nations

 

 

 

カテゴリなしの他の記事