つれづれなるまゝに、野ざらし。

馬鹿ばっか大集合。

青春もしくは厨二病。

2011年01月10日 | ブツヨクキングダム
前の職場での話。
まぁ色々あるもんでして、工場長に金を借りに行くとおもむろに机の最上段から茶封筒を取り出し、むき出しで3人ほど入ってる諭吉さんのうち、2人程を手渡してくれる。
工場長はそんな大人の男であった。そんな大人に憧れ、ワタクシは財布を捨てた。
紙幣は左のケツポケットに、ジャリ銭は前ポケットに。
そう、裸銭である。
金は天下の回りモンであるから、イチイチ財布にしまってたら回すタイミングを逃すってもんです。
そういう裸銭生活はもう10年を数えたかな?
スマートな裸銭ライフを送るためにマネークリップを使ったりしたっけ。

さて、ワタクシはええかげんもう大人である。
あの憧れた大人になったかどうかはまだ判断すべき時期ではないが、銭を使う機会が減ってきている。
機会は減っているが使う額は増えている。
飲み屋は案外高いのである。ま、酒量が二次曲線で増えているから当たり前か。
で、お会計の時に払う銭が汚れているのがカッコ悪い。
ケツ圧でペッタンコになった千円札を出す恥ずかしさよ。
そんなこんなで買ってしまった。

財布である。
ポール・スミス。

なぜポール・スミスなのか。
ワタクシらはそう。バブルがはじけた直後の就職組。
先輩方に「あの頃は凄かったでぇ~」と伝説を聞かされつつ、バブルのケツじまいばっかりしている世代です。
そんな我らがまだ学生だった頃、そうDCブランドなんて言葉が全盛期だった頃に手が届きそうでバイト代ではいかんともし難かったポール・スミス。
それをコツコツ働いて働いて、結婚もし、子育てもし、40代が見え始めた頃になって買ってみる
うん、おっさん街道まっしぐらな行動ですな。っつても諭吉さん1人とチョイだけど。時代とインターネットのお陰ですなぁ。
ま、ブランドにこだわって何かを買うなんて、キリンにこだわってラガーを買って以来なんです。
財布を否定しても肯定しても人生善くも悪くも成り行き任せ。ポジティブに。(ん?どっかで聞いた言葉だな。)
今、心が物欲が命ずるままに必要な物を買う。うっしっし。
ゴチャゴチャ言っとらんと使い倒しますわ~。それが道具ってモンです。




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4 コメント

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Unknown (TOSHI)
2011-01-13 21:07:08
アッシー君、ティラミス、お立ち台っ!!

DCブランド、ピンドン、「タクシー ツカマラナーイっ!」

あの頃は凄かったでぇ~

知らんけど…
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一度でいいから (リョータ)
2011-01-13 22:24:31
マハラジャに行ってみたかった。
自動車電話のアンテナがステータス!
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Unknown (花雪)
2011-01-22 02:31:36
ポール・スミスの独特な色遣い。
私も大好きです
ポール・スミスのアイテムが似合う男性も好きです。
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似合うような (リョータ)
2011-01-22 10:18:51
スカしたおっさんになりたいもんです
実際、なんて思われてるんだか。
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