今日は好日会の稽古日でした
朝8時に稽古場へ向かおうと
玄関を出て門扉の前まで来ると。。。
ん?
これは蛾ですか?
それにしても
これまでに一度も見たことがない色の蛾です
後で調べてみようかなと思い
カメラに収めて
そっと門扉を開けて出かけました
午前10時10分前
四人そろって玄関を入って来られた時
少し緊張しながらも
ワクワクした気持ちが
それぞれのお顔に表われていて
一ヶ月に一度の好日会を
とても楽しみにして下さっていることが
感じられて
何だか嬉しく思いました
今日も
まず私がお点前をして
皆さんに薄茶を一服飲んでいただいた後
それぞれのメニューで本日の割稽古をしました
2回目のお二人は「帛紗のさばき方」
そして
8回目の方は「茶巾で茶碗を拭く」
その後いつものように
ご自身でお盆の上で点てて
飲んでいただきました
今日も社中の一人に
指導の補助をお願いしました
好日会の皆さんをお見送りした後
今日の稽古を振り返りながら
二人でゆっくりと一服いただいていると
窓の外から
愛らしい野鳥の声が響いてきました
後片付けまで一緒にしていただき
彼女を見送り
その後は
今日の稽古記録をノートに書いたり
布巾等を洗って干したり
炭を洗ったり
明日のお稽古の準備をしたり等々・・・
そして四時頃
自宅に戻り
門扉を開けて振り返ってみると。。。
なんとまあ
朝から8時間も経っているのに・・・
まだいたの!?
びっくりしました
帰宅して
あらためて検索してみました
マエキトビエダシャク
(前黄鳶枝尺)
という名前のようです
実は
今朝この蛾を見た時から
私には
この絢爛豪華な配色に
見覚えがあるような気がしていました
それは昨日のこと
先月
勧修寺仏光院で書いていただいた御朱印を
軸装していただくために
お店に持っていったのですが
内廻しの裂として選んだ緞子の色でした
この少し不思議なお話の詳細は
また別の機会に。。。